できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

本当に下品な発言

2011-07-17 00:03:32 | 悩み

朝日新聞の論説委員!だいたいな、てめえらは嫁と結婚後に○○○をしたんだろうな!結婚前なら許さないぞ。その時点で、てめえらの存在は不適切じゃないか。人間、不適切な行為を積み重ねる。だけど違法は止めようというのが人間社会。朝日の論説委員は、どんな聖人君主なのか、興味津津だ。 2011/07/16(土) 18:14

僕の発言は不適切でした。それは事実です。朝日新聞は、不適切だ、不適切だとそこを強調する。こらっ、朝日新聞の論説委員!違法でない表現行為で弁護士資格を返上せよと言った、てめえらの表現行為こそ不適切なんだよ! 2011/07/16(土) 18:16

これは、今日、ツイッター上で発信された大阪維新の会代表・大阪府知事の「つぶやき」です。これを読まれて、みなさんはどんな印象を持ちましたか?

自分と意見が異なる相手、あるいは、自分に対して批判的な意見を投げかけてきた相手に対して反論するにあたって、実に下品というしかない発言ではないかと思います。

こんなたとえ話でしか、相手に反論できないんですかね? こういう言葉づかい、表現でなければ、自分の意見と異なる相手に反論できないんですかね? 彼はほんとうに「表現」や「パフォーマンス」に長けた人物なのでしょうか。私にはとても、そんな風には思えなくなりました。

このような発言を私が「下品だ」と思って批判的にここでとりあげるのは、彼が知事という立場にあるからとか、あるいは、地域政党の代表という地位にあるからとか、そういう次元の問題ではありません。おそらく、身近にこういう発言を連発する人がいたとしたら、私なら「もう、つきあっていられない」と思います。また、そんな方は多いのではないか、と思ったので、あえて取り上げておこうと思ったわけです。

ひとまず、あまりに下品だと思ったので、このことだけ、ツイッターではなくて、こちらのブログのほうで書いておきます。

それにしても、このような人物が首長選挙に立候補して、たくさんの票を集めて当選するとしたら、票を入れる側にもいろんな問題があるのではないか。そう思ってなりません。


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