2032冊目はこの本。
教育科学研究会編『いじめと向き合う』(旬報社、2013年)
基本的に、いわゆる「厳罰主義」的ないじめ対応の路線に批判的な立場から書かれている点や、子どもどうしの関係のつくりかえを教職員がどう支援していくかを実践を踏まえて論じようとしている点で、私も納得できる部分がたたあった。
ただ、子どもの人権救済活動とか、オンブズパーソン制度とか、学校外の居場所づくりや相談活動等々、学校の外で行われている多様ないじめ被害を受けた子どもへの支援についても、この本でもう少し触れてほしかったところ。
学校の中での対応だけですべて議論をまとめてしまうのにも、無理があるように思うのだが。
いじめと向きあう
教育科学研究会編『いじめと向き合う』(旬報社、2013年)
基本的に、いわゆる「厳罰主義」的ないじめ対応の路線に批判的な立場から書かれている点や、子どもどうしの関係のつくりかえを教職員がどう支援していくかを実践を踏まえて論じようとしている点で、私も納得できる部分がたたあった。
ただ、子どもの人権救済活動とか、オンブズパーソン制度とか、学校外の居場所づくりや相談活動等々、学校の外で行われている多様ないじめ被害を受けた子どもへの支援についても、この本でもう少し触れてほしかったところ。
学校の中での対応だけですべて議論をまとめてしまうのにも、無理があるように思うのだが。
いじめと向きあう