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京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

近況報告その3~西宮市長選関連報道に対する私の違和感~

2022-03-31 20:19:42 | 国際・政治

今度の「近況報告その3」も、3月27日(日)投開票の西宮市長選挙の関連報道に対する私の違和感を書いたものです。これも、まずはツイッターでつぶやいて、それをフェイスブックにまとめたものを、あらためてブログに転載しています。なお、文章の前提になっている記事は、以下の記事です。

<対象になっている記事>

「天から地に落ちた」維新完敗、大阪府外の壁厚く 兵庫・西宮市長選(毎日新聞2022年3月28日づけ)

<以下、転載内容=加筆修正しています>

この記事を読んでみて、あらためて気付いたこと。特にマスコミと維新関係者に言いたいことを、さっきツイッターで連続でつぶやきました。○印1個が1回のつぶやきです。こちらにも転載しておきます。

○「松井氏が主張する非核三原則の見直し論議が有権者に敬遠されたとの見方」をしている維新及びマスコミ関係者へ。西宮市は「平和非核宣言」のある都市です。そのくらい調べてください。

○市役所前に「平和非核宣言」の石碑あるのくらい、マスコミや維新関係者は、ちゃんと見てくださいね。「非核三原則見直し」主張する会派出身の候補は、西宮になじまないのです。

○「一人一人の期待を支持につなげるどぶ板選挙をできる組織が候補者にも私にもなかった」という維新の選対本部長へ。維新の市議候補ふたりで5万数千票。維新の市長候補が5万弱。どぶ板組織あっても、市長候補が嫌われたのでは?

○私が知る限り、維新の市議候補は駅前での朝立ち・夕方の街宣とか、しっかりやってました。と同時に、そのときに市長選挙の維新候補のことも売り込んでました。市内に維新の市長候補のポスターもたくさん貼ってました。それって「どぶ板」では?

○「選挙活動の中心となった県内の所属国会・地方議員に加え、大阪から国会議員、府議、大阪市議ら10人超を動員し、組織戦を展開した。松井一郎代表(大阪市長)や吉村洋文副代表(大阪府知事)も現地入りし、てこ入れ」しての市長選・市議補選の維新全敗ですよ。

○同じくらい維新の全戦力投入して、当選させてきた候補も他府県ならいるはず。去年の兵庫県知事選挙だってそうでしょう?なのに今回、同じ兵庫でも西宮では全敗。そのことの「重み」があるから「天から地に落ちた」でしょ?

○なんか私が言うのも変だけど、維新選対本部のいうことそのまま書くのではなくて、過去のそのまちの歴史とか、他府県及び同じ県内の別の選挙の状況などもふまえて、きちんと裏取りして書いてほしいよなぁ、マスコミのみなさん。

<追記=ここはフェイスブックでだけ追記したものです。もちろん加筆修正しています>

あらためて記事読んだら、ラストの政治学者のコメントも、何が言いたいのか、意味不明やなあ。

維新は西宮市長選挙に、参院選をにらんだ党勢拡大、つまり国政のことを持ち込んでいた(だからこそ、吉村・松井両氏のような「幹部」が応援に来たわけで)。

また、現職市長の実績に対して、維新の市長候補はとにかく「対抗意識」を出そうとはしていた。

そして、西宮の維新支持者が市政より国政を優先する傾向があるって、どこにそんなデータあるんよ?

むしろ逆で、維新支持者も自分のまちの選挙のときは、市政のこと優先。だからこそ「子育て支援」なんてこと、維新の市長候補も市議補選候補も訴えたわけで。そんなデータあるんやったら、見てみたいわ。

要するに「政治学者のこのコメント見る限り、西宮市長選挙・市議補選の動きで目付けてるポイントがずれれている感じがする。私の目から見た実際の維新及び維新支持層の動きとこのコメント、ずれてるのとちがうの?」としか思えない。

<以上で転載終了>


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