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京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

昨日の子ども情報研究センター学習会のお礼

2023-07-17 11:23:14 | 私の「仲間」たちへ

7月16日(日)午後、子ども情報研究センターの学習会(シンポジウム)で基調講演をします。

昨日の子ども情報研究センターの市民研究部会の学習会(シンポジウム)では、ご参加いただいたみなさま(会場参加・ネット参加の両方含む)、ほかの登壇者のみなさま、そして準備いただいた部会のメンバー+子ども情報研究センター事務局スタッフのみなさまに、心からお礼申し上げます。

考えてみれば、この前、あの弁天町の会場で私が話したのは、新型コロナ禍の臨時休校の真っ最中、2020年3月。それこそ『「いじめ防止対策」と子どもの権利』を、かもがわ出版から出して間もない頃でした。それから3年と数か月、まったく弁天町のあの会場には、足を運んでこなかったわけですが…。久々にみなさんにお目にかかれて、よかったです。

また、大学生の頃に社会科教育の授業でお世話になった先生や、定時制高校の講師&野球部監督時代にたいへんお世話になった先生に、何年かぶりにお目にかかることもできました。その定時制高校の講師時代にお世話になった先生からは「住友くんが出ると聞いたから、来たぞ!」というお声かけもいただきました。ありがたい話です。その定時制高校時代にお世話になった先生が、久保敬さん(=市民研究部会のメンバーでもあります)と先日お目にかかって、今日の学習会の話を聞いたとのことでした。

そんな感じで、私にとって今日は、大学生・大学院生の頃からの約30年近く、乳幼児発達研究所から子ども情報研究センターへ名前を変える頃からの自分の歩みをふりかえるいい機会になりました。

思えば、私の川西市の子どもオンブズの取り組みのような子どもの人権救済・擁護、子どものアドボカシーの話も、チャイルドラインでの取り組みも。みんな、この子ども情報研究センターでのいろんな人とのつながりあってのこと。また、そのつながりがあってはじめて、私がこの十数年、大阪市の子ども施策や教育施策に「身を切る改革」が持ち込まれた十数年を見守りつづけたこともできた。さらに、「あきらめない、まけない」と、いつもプリキュアのことばを支えにしながら、この十数年、大阪で切り刻まれた子ども施策・教育施策をどうやって「再建」に向けてもっていくのかを考えることもできた。

そして、今日は兵庫県というか、地元・西宮からも「お仲間」が来てくれてましたが…。そういう兵庫での教組つながりも、実はここ、この子ども情報研究センターでのつながりからさらに発展的につながっている…というところでしょうか。

あと、私のあとに登壇された方々も、「校則を変える取り組みをやろうとした公立中学校教員」「主権者教育で、あえて政治的な論争課題にふみこんだ取り組みをした公立高校教員」「学校統廃合の問題や、さまざまな課題に直面する子どもたちの課題に、保護者の立場からかかわろうとした方」と、大阪のそれぞれの学校で、面白い取り組みをされている方々ばかりでした。「この話、全部、これからの本学教職課程の授業で使えるなー」と。私の方が「得した気分」になりました。
その後、会場に居られた方々からも発言は多々ありましたし、ネット参加の方もチャットでいろいろと意見を述べたりしておられました。

終わったあとの懇親会も、けっこう中身の濃い話ができました。

久々に充実した学習会になって、ほんとうによかったと思います。

あとは、今日お伝えした「おとなのための<社会科>」を、どこで、どうやって始めるか。選挙に投票に行くおとなを増やすためにも、日々の生活の場面で、社会や政治・行政の在り方について、おとな自身が学べる場づくりを。そういう趣旨で「おとなのための<社会科>」という話をしたのですが…。すでに「生野区で!」という話と「西宮で!」という話がありますが、他にも出てくるだろうな…。そうなると、ちょっと日程調整を考えないといけませんね。忙しくなってもいいように、ほかの仕事を上手に片付けて、身動き取れる余地をつくらないと。ということで、今日のご報告でした。

あ、そうそう。今日の会場の後ろの方の席に、ケバイ黄緑陣営の某市議が座っていたようですが…。私からの嫌味の連発に、耐えられたかな? 

「いや~テレビによく出る政治家の〇〇さん。よくがんばってはるわ~」というけど、「大阪の公共施設を<身を切る改革>で切りまくることがんばってる」とか。

「大阪湾岸に南海トラフ地震の津波が来て、水没しそうな土地に税金つぎ込んでる」とか。

いっぱい嫌味言いまくったんですけどねえ。まあ、二度と私の前に顔を出すことないでしょう。神妙な顔して「謙虚に受け止めます」とだけ言って、帰っていきましたから…。ただ、この学習会を出たことをきっかけにして、この黄緑陣営の某市議。離党してちがう陣営に移ったら、それはそれで面白いな~。

※上記の内容は、昨夜、市民研究部会と懇親会の終了後帰宅して、すぐにフェイスブックに書いたことを加筆修正して転載したものです。



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