○以下の内容も、今夜、ツイッターを見てからフェイスブックに書きこんだ内容に手を加えて、転載したものです。ほんと「子ども家庭庁」構想について議論をしている政治家のレベルが「低すぎる」と思います。「もう一度、一から子どもの人権思想を学び直して、顔洗って出直してほしい」と思うのは、私だけでしょうか? このところ、政治家の質の劣化が止まらない感じがしています。
<以下、転載内容>
さっきツイッター見たら、子ども家庭庁設置構想練ってる政治家のなかで、「子どもを個人として尊重する」思想は「マルクス主義」とか言うた人がいるようだ。
あのなあ、そんなこと聴いたら、19世紀末~20世紀初頭の欧米諸国で子どもの人権思想とか、新教育の理論を説いていたような人々、怒るで。エレン・ケイとか、ジョン・デューイとか、コルチャックとか、墓場から怒ってくるんとちがうか??
日本でも賀川豊彦や下中弥三郎とか、20世紀初頭の新教育運動とか子どもの福祉にかかわった人々が、これ聴いたらどう思うか?
そして、国連子どもの権利条約そのもの読めよ。前文からしっかり読んだら、子どもを社会のなかで個人として尊重するという考え方は、市民革命以来のおとなの人権思想のあゆみのあと、20世紀初頭からのさまざまな子どもの権利宣言のあゆみが生まれるなかで確認されてきたことが、はっきりわかるはずだぞ。
ほんと「無知」にもほどがあるぞ。いいかげんにしろ!
せめてもう一回、うちの大学に入り直して、私の「子ども支援論」か「人権教育論」を全部出席して、単位とり直してから子ども家庭庁構想つくりなおせ!(めちゃくちゃこの政治家だけ単位認定基準厳しくして何回も落としてやる…)
…ああ、また「つまらぬものを斬ってしまった」なあ…。