「選挙の済んだ翌日」から、「次の選挙」に向けての種まき作業ははじまってます。昨日の結果を家族や友人と話し合う。ツイッター等で自分の意見を発信する。残念ながら当選できなかった候補をねぎらい、次に向けて一緒にがんばろうと励ます。当選した候補を祝いつつ、今後注視することを伝える等々。
「選挙と選挙のあいだ」にも、有権者としてのさまざまな政治・行政への働きかけはあります。国政や地方の議員や首長に「あれをしろ、これをしろ」と要望を出す。動きの悪い議員や首長に批判の声を出す。そういう声出しをする仲間をあつめる学習会を開く、チラシを配る、ネットで情報発信をする等々。
私たち一人ひとりは微力ですが、無力ではありません。自分の願っている社会が実現するよう、その微力を有効活用して、積極的に政治・行政への働きかけ、意見表明を続けていきましょう。固い岩盤も誰かが毎日小さな傷をつけ、穴をあけていかないと、そこは開きませんから。
もしも選挙の投票日や選挙期間中だけ「誰にしようかな~」「この政党がお得かな~」と、まるでカタログ見ながら商品選んでいるような感覚の有権者がいたとしたら、その方が問題。消費者主権的な有権者意識は、ビジネスのマーケティング戦略応用した政党の宣伝にまんまとのせられる恐れありますから。
当選した候補者が本当に政治家として優秀かどうかは、わかりません。もしかしたらその人はイメージ先行で、実際には党幹部やそのブレーンの学者の言うままに動くだけで、自分の考えのない人かもしれません。そういう人を常にチェックし「それじゃだめだ」というのも「選挙と選挙の間」の有権者の活動。
今回地元の選挙区で当選(選挙区+比例)した2人の候補も、私から見たら教育問題では「選んじゃダメ」という候補2人です。だから今後私にとっては、2人は常にチェックの対象。あまり問題のあるような教育施策を提案するようなら、やはり今後、当選した候補2人を批判・非難するでしょうね。
そして、そういう私たちの批判に耳を傾ける候補が当選したのかどうかも、今後の政治家としてのあの人たちの動きのなかで、絶えずチェックしておかなければいけません。あまりに動きが悪ければ、次の選挙では「交代(落選)」させましょう。
※以上のことは、今朝、ツイッターで書きこんだことを手直しして、こちらに転載したものです。残念ながら地元選挙区で私が推していた候補は当選できませんでした。でも、この選挙区から立候補した候補のなかで、私は自分が推していた人が「いちばん、人物的には優れている」と今も思っています。「あとのふたりの、いったい、どこがいいのか?」とすら思っています。なので、今後、選挙区+比例で当選したふたりの候補は、私にとっては常に「監視、チェック」の対象です。また、当選できなかった人が「再起」をはかるなら、なんらかのかたちで応援したいと思います。