tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

ズイナは帰化植物と云うけれど・・・

2020-05-21 16:57:26 | 庭の花

521日(木)

朝から肌寒いような一日で、暖房機器はフル稼働です。

真夏日になったり、春先のような気温になったりと体調管理も難しいこの頃です。

ズイナ

以前調べた時は、ユキノシタ科ズイナ属と覚えたような気がいたしましたが、今はズイナ科ズイナ属という独立した花に変更されておりました。

帰化植物と云う事ですが、今では日本の各地に自生して、昔からそこに生えていたように繁殖しております。

 

ズイナ

以前、青森へ行った時に、街道筋に延々とズイナの花が続いていたのを鮮明に覚えております。

西日本に多く自生しているそうですが、あの青森の街道の花は、ズイナではなかったのか・・・

明治時代に北アメリカからやって来たそうですが、すっかり日本に馴染んでおります。

秋には照葉として使えますのでとても便利です。

白花シラン

白花シランという複雑な名前が付いております。

紫蘭の白花という事なのでしょう。

何だかこのところ白い花ばかりですが、我が家の花々の咲き出した順にアップしております。

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小判草が帰化植物だそうで・・・

2020-05-20 17:00:41 | 今日の一服

520日(水)

朝から雨、うっとうしい一日の始まりでしたが、昼前から雨も上がりました。

今日の天気予報は「雨のち雨」という珍しい表現をしておりました。

 

一服

後の雨が降り始める前に散歩に出かけました。

いつもの散歩道は、自宅から遠くへ遠くへと離れますので、雨の心配がありましたので、家の近くでの散歩です。

帰って来てから、楽しみにしていた一服を頂きます。

昨日、友人か持って来てくれたお菓子が待ってました。

大きいお菓子ですので、一個食べるとかなりお腹に来ますが、もう一個くらいは行けそうです。

小判草

歩いていた道にたくさん咲いておりました。というより、小判のような実がたくさんぶら下がっておりました。

茶花としてよく見かけますが、数ある内のひとつといった感じですか・・・

小判草

ずっと日本独自の種と思っておりましたが、ヨーロッパが原産の帰化植物だったのには驚きでした。

イネ科コバンソウ属の一年草で異常なほどの繁殖力持っております。

繁殖力というより、こぼれた種から発芽するだけですが、その数がすごい・・・

多分、庭に植えてはいけない種の最たる花?かも知れません。

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苺のような「いちご大福」はどんな味・

2020-05-19 17:18:14 | 今日の一服

519日(火)

朝から雨の一日でしたが、予約してあった歯医者さんに行って来ました。

どこが悪いわけではありませんが、半年ごとの定期健診です。

それでも、行き始めれば歯石や歯垢の除去などがありますから、それなりの時間がかかります。

でも、不要不急に入るのかな・・・

白花ホタルブクロ

白花ホタルブクロが咲き始めました。

この花ほど役に立ち便利な花はあまりありません。

まず、強い事、花が長持ちする事、どんな花とも相性が良い事。などキリがないほど便利に使えます。

白花ホタルブクロ

わが家に来て何年になるでしょう。

思いだせないほど遥か昔の話しです。

ホタルブクロと云えば紫ですが、紫のホタルブクロにはないものを持っております。

もしかしたら、帰化植物かも知れません・・・

 

いちご大福

友人が持って来てくれました。

評判のお店のいちご大福ですが、商品名は違う名称で売っております。

商品名を出すと、何処の店かすぐに解るほど有名ですから内緒にしておきます。

一服

これほど美味しいお菓子を食べたのですから、一服頂かないわけには行きません。

大きな苺ですが、ご主人のこだわりの苺で、この苺が手に入らなければ、いちご大福は作らないと言っております。

今日は、夕方になって、高等学校から61日から授業を始める旨の連絡がありました。

いよいよ、新学期が始まります。

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ミライの授業がやっと届きましたので・・・

2020-05-18 17:20:19 | 本棚の中から

518日(月)

朝から雨模様でした。小雨が降ったり止んだりとうっとうしい一日でした。

私がフォローしているm-tamagoさまのブログで紹介されていた本が届きました。

ミライの授業

ブログを拝見してすぐに購入手続きを始めましたが、在庫がないとか異常なほど高かったりで中々見つかりませんでしたが、なんとオークションに出品されておりました。

今日届きましたので、早速ページをパラパラと楽しそうな本です。

「これは14歳に向けた「冒険の書」であり、大人たちが知るべき「教養の書」である。」

と堂々と帯にかかれております。

これからしばらく楽しめます。

琉球月見草

琉球月見草というのは正確な名前ではないようですが、私が20代の頃、初めてこの花を見た時に教えられた名前が琉球月見草でした。

今でも、花入れに入れて名前を問われれば、「琉球月見草」と答えてしまいます。

正式名称は「昼咲月見草」だそうですが、昼に咲く月見草何ておかしいと思いますが・・・

今年初めて咲き始めましたのでアップしましたが、蕾のうちに食べられたのか開いた時にはこんな状態でした。

きれいに咲いたらもう一度アップしたいと思います。

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三回目の巣ごもり茶会は・・・

2020-05-17 18:10:34 | 巣ごもり日記

517日(日)

朝からさわやかな青空が広がっておりました。

過ごしやすい日曜日でしたが、相変らず巣ごもり状態が続いております。

今日は三回目の「巣ごもり茶会」です。

 

床の間

軸は、「雲自去来」、沼津市の松陰寺住職聴松老師揮毫です。

この寺は、何度も訪ねておりますが、白隠禅師のお寺として有名なところで、東海道五十三次散歩の時も立ち寄って、白隠禅師のお墓参りをして来ました。

 

花は、昨日掲載しました「八咫草」を生けました。

家族だけの茶会ですが、珍しい花でしたので唐銅の鶴首に生けましたが、小さな花ですが品格がありますので、一種だけで充分存在感を発揮しております。

点前座

今回も外国みやげを中心に道具を組んでみました。

中々普段のお稽古で出して使えないような道具ですので良い機会です。

 

点前座

風炉は朝鮮、水指は景徳鎮、棗は中国昆明、茶杓は中国、茶碗はベトナム、建水はカンボジアなどですが、手に取ると若かった頃、先生のお供で中国を始め東南アジアに出かけていた事が懐かしく思い出されます。

もう遥か彼方のお話しです。

香合

これも中国の土産です。

中国の奥の方に大理というところがありますが、ここでの土産です。

この地方に漆の原点があるそうで、時間があると小さな店を観て歩いておりました。

 

お菓子

お菓子は、まだあります、

虎屋の水羊羹です。いつ食べても美味しい・・・

一服

茶碗は、ベトナムのバッチャ焼です。

昔は、この手の焼物を安南手といっていた物です。

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八咫草が咲き始めて・・・

2020-05-16 18:03:28 | 庭の花

516日(土)

朝から小雨が降り続いております。

我が家の野草棚に「八咫草」という花が咲き始めました。

八咫草

ヤワタソウと呼ばれ、日本原産の種だそうで、本州のみに自生しているそうです。

谷筋の湿った木の下などに生え・・・都植物図鑑に記されている通り、そんな処から採取して来た花です。

度々書いておりますが、30年~40年も前の頃は、山で植物を採取しても誰ひとり咎める人がいなかった時代の話しです。

ヤワタソウ

この花とよく似た花が関西にあるそうですが、花はそっくりですが葉の切れ込みが大いいので、その違いが分かるそうです。

八咫草

ユキノシタ科の多年草で本州の特産で、関西に咲く花は「ワタナベソウ」というそうです。

花は2センチほどですが品格があり、唐金や古銅の花入れにぴたりと合いそうです。

八咫草は、八咫烏・八咫鏡など神話に出て来る文字を当てられておりますが、何か関係があるのでしょうか?

お解りになる方がおりましたら、是非ご教示いただければ嬉しいです。

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花の名前は「箱根に無くても」・・・

2020-05-15 16:18:15 | 庭の花

515日(金)

お天気は何となく下り坂のようです。

何時もでしたら自宅稽古の日ですが、相変わらずの巣ごもり生活です。

 

箱根空木

ハコネウツギが咲き始めております。

母が小さな苗木を大切に育てていた木を、我が家に移植したものです。

今では足くらいの太さに成長して、これ以上伸びない様に切り詰めるのがひと苦労です。

ハコネウツギ

茶花植物図鑑(主婦の友社刊)の説明を見ると、「山はあっても山梨県、箱根になくてもハコネウツギ。」とユーモア交えて説明文が書かれております。どこでどう間違えたのか、ハコネウツギは、箱根には無くて海岸に多く自生しているそうです。

咲き始めは、純白ですが、日を追うごとにピンクから赤に変わり散ってゆきます。

長い間楽しめますし、根〆にはこれ以上は望めないというほど納まりの良い花です。

お菓子

今日のお菓子は、虎屋の水羊羹です。

深みのある餡子の味が何とも言い難い羊羹ですが、このコロナ騒動のお陰であちこちの片付けができ、その折に出てきたお菓子です。

 

一服

蔦の絵野茶碗です。

飲み口が薄くとても飲み易い茶碗で、初夏に丁度良いと思っております。

ずっと家に居ますから、お抹茶の缶の中が減って行くのが分かります。

早く皆さんと一緒にお茶を楽しみたい・・・

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茶道具は見立てから・・・

2020-05-14 17:32:43 | 本棚の中から

514日(木)

今日も青空が広がっております。

昨日の息苦しいほどのショックが癒えず、何となく力が入らないまま一日が終わってしまいました。

ぼんやりと届いた雑誌などめくっておりました。

なごみ5月号

今月号の特集は、「南蛮の茶道具」を茶人が見つけたアジアの工芸という副題で組んでおります。

茶の湯の侘び寂びが確立してくると、それまで好んで使われていた中国の道具は退けられ、代って日本産や朝鮮半島が使われるようになった。

さらに南蛮貿易によりもたらされた東南アジアで生産された器物画取り上げられるようになった。(本文より)

 

写真

安南と今でも呼ばれ、お茶席では「ベトナム」とは言わないところが面白い・・・

ベトナムのバッチャ地方が、今でも安南の古里として有名です。

先生のお供で行った事がありますが、当時山ほどの焼物を積んだリヤカーが何台も行き来していたのを、珍しく眺めていたことを思いだしました。

読みながら、若かった頃のことが走馬灯のように廻っておりました。

利休さん時代、茶の湯の道具として作られた物はなかったので、茶道具として使えそうな物を選びながら、茶道具として定着してきたのだと思います。

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友人は陶芸家、その工房が・・・

2020-05-13 18:01:56 | 今日の一服

513日(水)

五月の風は、優しく心地良い風というイメージですが、今日の風はなんという強い風なのでしょう。

木々の若芽が千切られて飛んでおりました。

こんな日でしたが、若い頃からの友人であり、陶芸作家の工房が全焼してしまったと聞いて、駆け付けて見ました。

アヤメ

工房の庭のアヤメは、何事もなかったように咲いておりました。

穴窯が三基、むき出しで残っておりました。

この窯から、数々の作品が生まれたわけですが、何とも侘しい姿になっておりました。

あまりにも無残な姿に、ため息より先に涙が止まりませんでした。

アヤメ

こうした植物は強いですね。

三棟あった工房が、全部焼けてしまうほどの火災だったのにちゃんと咲くのですから凄い・・

たくさんあった、作品(焼く前)は無残にも煤だらけになってしまい、拭いても洗っても落ちないそうです。

本人は、焼き直すといっておりましたが・・・

お菓子

自宅に戻っても落ち着かず、心臓の鼓動が聞こえるほどでしたので、とりあえず一服頂くことにしました。

 

一服

京みやげの「白川路」を食べて、一服頂きました。

自分の好きな茶室で、お抹茶を飲み込こむと大分気持ちが落ち着いて来ました。

友人も、東京松屋、高島屋、黒田陶苑などの個展が控えているので、落ち込んでは居られないはずですので、直ぐに再建して作陶を始めると思っております。

頑張れ!!友よ・・・

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大山蓮華が咲いて・・・

2020-05-12 17:11:44 | 庭の花

512日(火)

朝から薄曇りでしたが、時々雨がパラパラと降り落ち着きのない一日でした。

今日も学校は休みでしたが、高等学校から連絡がありまして、今月いっぱいの休校だそうです。

この授業の遅れは、どういう方法で取り返すのでしょうか?

大山蓮華

大山蓮華が咲きました。

いつ見ても優雅な花だと思います。

今年も、ツンとした蕾と、やや丸みをおびた蕾と見られますから、一本の木で八重の花とひと重の花が見られそうです。

モクレン科モクレン属の落葉広葉樹で、奈良県の大峰山に自生しているのを発見されて、花が蓮華に似ているところからの命名だといわれております。

オオヤマレンゲ

我が家の庭に来てから何十年という歳月を経て、今も元気に花を咲かせて楽しませてくれます。

お隣さんに伸びてしまいますので、毎年剪定は欠かせませんが、お隣のご主人は、「気にしないで下さい。」と、剪定していると必ず声を掛けてくれますので、「どうぞ、自由に花を切ってください」と答えます。

白花シモツケ

わが家に来て、初めて咲きました。

この花は、植えてあると何とも便利に使えて助かっております。

白花シモツケ

バラ科の低落葉木で、昔から庭などのアクセントとして植えられていたそうです。

シモツケの名前の由来は、下野の国で発見されたので地名がそのまま花の名前になったという珍しい花です。

白、ピンク、源平といった種類があります。

楽しい花です。

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