5月17日(日)
朝からさわやかな青空が広がっておりました。
過ごしやすい日曜日でしたが、相変らず巣ごもり状態が続いております。
今日は三回目の「巣ごもり茶会」です。
床の間
軸は、「雲自去来」、沼津市の松陰寺住職聴松老師揮毫です。
この寺は、何度も訪ねておりますが、白隠禅師のお寺として有名なところで、東海道五十三次散歩の時も立ち寄って、白隠禅師のお墓参りをして来ました。
花
花は、昨日掲載しました「八咫草」を生けました。
家族だけの茶会ですが、珍しい花でしたので唐銅の鶴首に生けましたが、小さな花ですが品格がありますので、一種だけで充分存在感を発揮しております。
点前座
今回も外国みやげを中心に道具を組んでみました。
中々普段のお稽古で出して使えないような道具ですので良い機会です。
点前座
風炉は朝鮮、水指は景徳鎮、棗は中国昆明、茶杓は中国、茶碗はベトナム、建水はカンボジアなどですが、手に取ると若かった頃、先生のお供で中国を始め東南アジアに出かけていた事が懐かしく思い出されます。
もう遥か彼方のお話しです。
香合
これも中国の土産です。
中国の奥の方に大理というところがありますが、ここでの土産です。
この地方に漆の原点があるそうで、時間があると小さな店を観て歩いておりました。
お菓子
お菓子は、まだあります、
虎屋の水羊羹です。いつ食べても美味しい・・・
一服
茶碗は、ベトナムのバッチャ焼です。
昔は、この手の焼物を安南手といっていた物です。