tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

四回目の「巣ごもり茶会」ですが・・・

2020-05-26 18:15:07 | 巣ごもり日記

526日(火)

昨夜来の雨も上がり、初夏の日差しが戻ったかと思いきや夜には再び雨が降りだしております。

今日も学校はお休みですが、6月からは授業が始まるそうですので、徐々に普段の生活に戻って行けそうです。

今日が「巣ごもり茶会」の最後になると良いのですが・・・

床の間

床の間は、軸「清風八極生」を掛けました。

三月からコロナ騒動でお稽古はお休みという事でしたが、徐々に解除されておりますのでこの軸を選びました。

八極とは、私たちがよく口にする、四方八方の「八方」の事で、四方は東・西・南・北の事をいい、八方は、四隅の事で乾(西北)、坤(南西)艮(北東)巽(東南)をいうそうです。

合わせて八つ、八方から清らかな風が生まれ吹いて来て、コロナを吹き飛ばしてくれるのではないかと思っております。

花は、八丈糸ススキ・ミヤマホタルブクロ・ハコネウツギの三種です。

花入は「自然釉伊賀耳付」です。

先日、全焼してしまった友人の穴窯で焼いた作品で、友人曰く、「これと同じものは二度と取れない」と言い、我が家に来る度に「見せて」とせがみ、出すと膝に乗せいつまででも触り感触を楽しんでおりました。

多分、手放すのが嫌だったのではないかと秘かに思っております。

でも、この花入のお陰で、高島屋や銀座松屋の個展の開催に繋がったのです。

 

点前座

お稽古再開に向け、最もポピュラーな更好棚でお稽古です

水指は、タイ青磁、茶碗は八つ橋の絵、薄器は柳蒔絵、蓋置はハワイ土産のナフキンリングです。

タイ青磁は、寺院での仏具だそうで、トランクに詰めて持って来ました。

今では、多分持ち出しができないと思います。

お菓子

お菓子は、「虎屋の水羊羹」です。

二人だけで頂いておりますのでまだあります。

一服

八つ橋の絵の茶碗です。

八極からのさわやかな風で、このコロナ騒動が収束してくれることを願って一服をいただきました。

コメント (4)
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