tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

先生の思いが詰まった袋には・・・

2021-01-02 16:47:32 | 本棚の中から

1月2日(土)

静かなお正月を過ごしております。

デパートも福袋の無い初売りが始まったという報道を見ながら、のんびりとしたものです。

年末に行った、私の小さな書斎の大掃除で見つかったものがありました。

先生のスクラップ帳

先生が亡くなる前に、「これ後で読みなさい」といって手渡してくれたスクラップ帳です。

厳しかった先生も、ある面大ざっぱなところがありましたから驚きもせずに頂いて来ました。

帰ってから出して見ましたが、すぐに袋に入れて本棚に置きましたが、すっかり忘れておりましたが、先日の掃除で目に付き手に取ってパラパラと見始めたら見入ってしまいました。

切り抜き

何新聞なのかわかりませんが、平成三年の連載で「茶の湯のコスモロジー」というタイトルの切り抜きです。

初回から3回までは無く、最終回かどうかは解りませんが28回までが、当時の国鉄の「ジバング倶楽部」という雑誌に張り付けてありました。

切り抜き

読めば読むほど勉強になることばかりです。

新聞の囲み記事ですので、一般の方々も読むことを想定して書いておりますから、理解しやすいように優しく書いてありますので、高校生たちに話して聞かせるのには丁度良い教材になります。

もっと早く読んでおけばよかった・・・悔やまれます。

今まで放っておいた罰のように感じております。

先生お手製の、あの袋は私の玉手箱になりました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする