tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

カリガネソウが満開に

2011-09-11 19:00:03 | 日常雑感
今日は一日不安定な天候で、強い日差しから急に曇ったり、雨模様になったかと思ったら晴れてみたり、洗濯物を干している人は、気が気ではなかったと思います。

そんな日でしたが、庭の「カリガネソウ」がたくさんの花を咲かせております。しかし、狭い庭ですので通るたびに揺れて、強烈な臭いを発します。



「カリガネソウ」は、クマツヅラ科カリガネソウ属に分類される多年草で、日本各地をはじめ朝鮮半島や中国に分布しております。
花冠の上の方に雄しべと雌しべの花柱が弓なりに飛び出ておりますが、この姿を雁に見立ててカリガネソウと名付けたそうです。
その姿からホカケソウ(帆掛草)と呼ばれてもおりますが、私個人としては、ホカケソウのほうが似合っていると思っていますが、茶花として使うにはカリガネソウの方が使いやすそうです。



こんな風に咲き育てやすい花ですが、一本の茎にたくさんの花を付けておりますから、少しの風にも大きく揺れるため中々写真が撮りにくく、ましてや、カメラはオモチャ同様、下手くそな腕前ですから仕方ありません。

日本の秋の野山に咲く花の中で、トリカブトと並んで青い花を咲かせる珍しい種かも知れません。

この花は、触ると臭いを発しますので、茶花としては禁花ではないかという人もおりますが、床の間に活けてしまえば綺麗さだけがお客様の目に留まり、臭いは全くしませんので気にしないで使います。

ましてや、純日本産ですから・・・。



コメント (2)
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