tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

柔らかな白い秋明菊が咲きました。

2011-09-04 18:45:35 | 徒然日記
今日も台風の余波が続いております。
このところ連日の雨模様で、野草棚への水やりは必要なかったので行っても見ずにおりました。
雨も上がったようですので野草棚へ行って見ると、秋明菊が柔らかな白い花をこちらに向けて「咲いたよ!」といっているようにポツリと咲いておりました。


秋明菊 名前のとおり周りを明るくしております。

秋明菊は、キンポウゲ科の一種で、京都の貴船にたくさん咲いておりましたため貴船菊とも呼ばれており、名前に菊が付きますが、アネモネの仲間だそうです。
中国からの帰化植物で、帰化した年代は定かではありませんが、その頃すでに「秋明菊」と文献に記載されているそうですが、中国では、「秋牡丹」という名前で残されているようです。

秋明菊の花色は赤紫色が原種ですが、古くから改良されて、今の柔らかな一重の白色の品種が誕生し一躍人気種になると、多く栽培品種が出回り始め名称の混乱の原因になったといわれております。

その他に、「しめ菊」「紫衣菊」「加賀菊」「越前菊」「唐菊」「高麗菊」「秋芍薬」などの多様な別名で呼ばれることになったのです。

花言葉は「忍耐」「薄れ行く愛」だそうです。




コメント (2)
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