毎月の「西の洞ランチイベント」
今日、私が担当させて頂きました。
回を重ねるごとに、上手になったとは言えませんが、落ち着いて、しっかり弾けるようになりました。
ミスもありましたが、私が楽器作りの職人ということで、大目に見て頂きました。
でも、来月はミスを減らし、少しでも心に届く演奏をしたいと思います。
毎日、リラを弾いていても、その日によって仕上がりが違います。
何故か？ いろいろ考えても、思い当たる節はありません。
強いて言えば、身体の疲れです。
ある有名なヴァイオリニストが言ってました。
「今日の演奏の良し悪しは、昨晩よく眠れたか？にかかっています」
はい。納得しました。
（写真は、冬の月）
28弦リラ・情熱の第一号には、出来上がったとの思い入れもあり、日々、長い時間弾いていたせいか、澄んだ雑味のない音色になってました。
今弾いている28弦リラは、３年前に製作したもので、これも毎日20分以上弾いていますが、まだ、第一号の響きには、なっていません。
なので、新しいリラが届いた方は、どうか、日々の練習を続け、澄んだ音色になるまで弾き、世界に一つのマイリラを堪能して下さい。
今月は、5月21日に館林市内の「レストラン＆コンサートホール・西の洞」で私が演奏させて頂きます。
山荘づくりの広いホールですが、28弦リラ・情熱をマイクなしで弾いても、音は聴こえるようです。
歴史あるこのホールには、これまでも、名だたるアーチストが出演しています。
私は、楽器職人なので「リラの音色を楽しんで下さい。」とお願いし、演奏しています。
私は、たて琴リラの時代から、今の28弦リラ・情熱まで、ショパンのピアノ曲を数曲、自分のレパートリーとして弾いています。
例えば、ノクターンNo20 ,ノクターン第2番作品９の２、などです。
全て、林惠里子さんの編曲です。
弾きこなしてるとは、とても言えませんが、大好きな曲なので、毎日弾いて楽しんでいます。
いつかホームページでご披露したいのですが、、、
楽器リラの製作は、マニュアル本を使って100工程以上の作業を進めています。
そのマニュアルも、日々、更新しています。
そして完成後に試奏しますが、その段階では、雑な音色しか出ません。
その後、約10日間、工房でも弦を響かせますが、演奏者にお届けし、弾いて頂くことで、輝きのあるマイリラに成長します。
ピアノやオーケストラの演奏家は、年齢より若く見えます。
それは、一日のなかで、必ず練習時間を取っていること、向上心を失っていないこと、音楽が大好き、、、、
などが原因と思われます。
以前、秋吉敏子さんの一日を映像で拝見し、確信しました。
私も、お手本にしたいと思います。
リラサークルの皆さん。頑張りましょう。
リラハープ作りを始めて18年、日本全国と一部海外にもお届けし、演奏されています。
今、欲しいのは、リラハープにふさわしい、オリジナル曲です。
私も、作曲・編曲の仕事をしてましたが、今は楽器作りに専念しています。
できれば、リラサークルの方に作曲をして頂ければありがたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
毎日20分練習を続けていても、上達の手ごたえを感じる日は少ないです。
でも、日々の練習の積み重ねが、きっと花開くと思って頑張っています。
そうすれば、今日の出来より悪くなることはないですね。
（写真は、新潟東横インホテル）
いつも、工房内でリラを弾いていますが、天気の良い日に外に出て、木陰で弾いてみましょう。
まったく、音の広がりも、音色も違って聴こえます。
ピアノは持って行くことは、できませんが、リラなら、どこにでも行けます。
そして、リラの音量ならば、迷惑かけずに、弾ける場所もあるような気がします。
ただ、残念なことに、都会の公園では、ほとんど、お断りです。
（写真は、上高地）
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