19歳の時、新宿の有名なクラブのバンドでベーシストがどうしても出演できないので、当時レッスンを受けていたジャズベースの先生から「君が代わりに行ってくれないか」と言われ行きました。
10数名のフルバンドで、下手の端に私は借りたベースを持って立ちました。
すぐに演奏が始まりましたが、私が楽譜を見つける前に、演奏は始まります。
あたふたしてたら、すぐそばのサックス奏者が小声で「弾かなくていいから、立ってるだけでいいから」と言ってくれました。
これではお金は頂けないし、どう謝ろうかと思いながら立っていました。
そして最後のステージが終わると、バンドマスターがニコニコして「ご苦労様でした」と言って、お金の入った封筒を渡してくれました。
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