リラは夜、音量を気にせず部屋で弾いている人が多く、他の楽器と比べ音が小さいのが特徴です。
でも、これは奏法にもよります。
リラに音止め(ダンパーペダル)が無いことで、指で音を止めないと長く響いています。
この響きの長さは、大きな音を出すほど長く伸びます。
そのため小さな音で短い長さの音を連ねると響きの重なりを、それほど気にせず弾けます。
この奏法ではリラの音は小さいことになります。
でも、リラの弾き方はこれだけではありません。
フォルティシモやアタックやスターカットなどを交えた演奏もできます。
それには音を止めることも音を出すことと同じように必要なことです。