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桜子の † 智天使工房 † 

カラーセラピストでメタルスミスの私が歩む日々。
みんながハッピーになれるものを作りたい。

痛みの感受性

2010-04-28 13:28:44 | 自閉症のtoshiya
最近自傷がひどかったトシヤですが、眠れるようになったら多少落ち着いてきました。

目の周りが真っ黒になるくらい、時には血が滲むくらいに激しく自分を殴るって、私などには理解出来ないのですが、生まれつき痛みに鈍いという傾向はありました。


なので、普通なら怖がる注射とか歯の治療なども暴れることなく受けられるのは、ある意味ラッキーなことですが、痛みに強過ぎるというのはあまり好ましくない気がします。

実は今朝も驚いたことが。
出掛ける支度をさせてふと床を見たら、なんと赤黒い斑点がポツポツとついてるではありませんか!

何これ?
よく見たら血の跡です。「トシちゃんどうしたの?」トシヤは靴下を履いた左足を指差します。

一度着衣したものを脱ぐのを嫌がるトシヤですが、急いで靴下を引きはがすと小指の爪が無い!!
だーだー血が出ておるじゃないかっ!
急ぎ消毒して絆創膏を2枚重ねで貼る。

でも本人は痛がるわけでもなく、平然と代わりの靴下を履いて、いつも通り普通に早足で歩いて活動ホームへ行きました。

普通なら足の爪がはがれたら靴を履くのさえ痛いはず。
痛みに鈍いがために傷に注意をはらえず酷くなってしまうのが心配です。
帰ったら再度手当てをしようと思いますが、何でも過ぎたるは及ばざるがごとしです。

今更感覚の感受性を変えることは難しいのかもですが、見ている方が辛くなることもあり、なんとかならないのかなぁと思うのです。