ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

雛祭り

2008年03月03日 | 新聞から
             お内裏様とお雛様

お天気が余り良くない「雛祭り」でした。春雷もやってきました。黄砂も来ているようです。

我家では今年初めての「豆ご飯」で春を表しました。豆の緑が春を呼ぶようです。

テーマは「雛」と言う川柳が出ていました。

「天」 雛人形 年金食べて すまし顔

  選者:雛人形は祖父母が贈る習慣。年金暮らしの生活には大きな負担です。でもお雛様は澄ましている。 私:男の子が生まれた時は嫁ぎ先の祖父母が、女の子が生まれた時は実家の祖父母が贈ると聞いていましたが、今では如何なんでしょう?

「地」  寝相いい 母選ばれて 雛の部屋

  選者:庶民生活の哀歓。部屋の大半が段飾り「雛人形」に占領されている。残る小さなスペースに静に寝る祖母が選ばれた。 私:以前はそんなこともあったようですが、今は住む家の大きさに合わせて「お内裏様とお雛様」のお飾りも増えているようです。合理的と言うか、「雛祭り」自体に余りおもきを置かなくなったというか?  

「人」  エコの為 こっそり回収 流し雛

  選者:半信半疑ながら、妙に説得力のある川柳。私:「流し雛」の場面から見えないところで回収していると思います。今日は和歌山の淡嶋神社で「雛流し」があったと思いますが、やはり沖で回収しているのではないかと思っております。
     
     甘酒は 日本産かと 内裏様

  何を買うにもついつい見てしまう産地。中国産の文字に又元に戻す。

     いつまでも 雛と仲良し 我娘

  お雛様ってお嫁に行くまで飾るんでした?私は戦争で家もろとも焼けてしまったので、その経験がないのですが・・・。

     雛飾り 姉妹の格差 知りました

  どこのお家でも長女が生まれたときは「お雛様」を揃えますが、次女が生まれると「いちま人形」か何かお人形を一体買い足すぐらいでしょうね。そのことを言っているのでしょうか。

     したかった 雛人形の 心配も

  これは孫が皆男の子で、1人ぐらい女の子が生まれて、お雛さん選びもして見たかったという贅沢ななやみかな?

     ご両家が もめる内裏は 右左

  昔は最高の位置が左(向かった右)だったのでお内裏様は左だった。昭和天皇が西洋風に習われて、香淳皇后の右(向かって左)に立つようになられた。それからお雛様のお内裏様も左に飾られるようになった。関東から流行り始め、今は大体が、お内裏様が左、お雛様が右に飾られるようになったそうです。

     メタボ雛 ママにそっくり 腹と腰

  今日の写真はメタボ夫婦雛? 土鈴雛なんですよ。とてもいい顔だと思うんですけれど。

去年は京都の宝鏡寺(人形寺)の「雛(ひいな)」を見に行きました。その前には播州の旧家に伝わるお雛様を集めた「雛(ひいな)展」に行きました。その時初めて昔は「雛」を「ひいな」と呼ぶと知りました。何年か前には福岡・日田の雛飾りも見に行きました。今年は何処にも。

一番心に残っているのは、遍路の途中、道を間違えた、その先にお家公開「雛祭り」に出合ったことです。子供の大きさくらいあるいちまさんや珍しいお雛様写真に撮ったのですが、残念ながら皆ピンボケです。

一軒の家でお寿司のお接待になっていると、他の方々がお菓子や果物等持ちきれないくらいの接待を頂きました。忘れられないお雛祭です。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (いっさ)
2008-03-04 18:09:59
お久しぶりです。私の孫の初節句、嫁さんのご実家から、立派なお雛様をいただき、両家の祖父母そろってのお祝いができました。息子の私たちの方が嫁さんとあちらのご両親の手造りのお料理ご馳走になってきました。なんと幸せな・・という思いと、これからの幸せを願いましたが、9カ月、ハイハイと万歳ができるようになった孫とは4時間遊んでのとんぼ返りでした。
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Unknown (ちっち)
2008-03-04 22:23:21
いっささん

初節句おめでとうございました。女の子のお雛様はお嫁さんの実家からと言う風習はまだ続いているのですね。我家でもお嫁さんの方からで、私たちは「市松人形」にお祝いを添えて、持参しました。遠い昔です。
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Unknown (いっさ)
2008-03-05 07:30:25
お早うございます。本当は今どきですから、主人もパソコンなどからの知識で1月遊びに行った時に、両家折半でと申し込んだのですが、すでにあちらで購入してあり、その半額をと言うわけにもいかず、私たちはお祝いだけにしました。
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Unknown (ちっち)
2008-03-05 23:41:28
いっささん
どちらがお雛様を祝ったかと言う事よりも、両家のご両親4人揃って祝ってもらえたという事が、幸せだと思います。
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