ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

64(ロクヨン)

2014年02月28日 | 読みました

          「八重の水仙」   少し変わった「水仙」です     (14-2-26)


今日は、昼の間は3月中旬並とかで、ストーブが入りませんでしたが、夜はやっ
ぱり、ストーブが必要です。こんな時、気を付けないと風邪を引きます。今期、
私はまだ風邪を引いていないのです。珍しいこともあるものです。

「イカナゴ」が入荷していました。今日から解禁だそうですがまだまだ小さいよ
うな気がしましたので、もう2~3日してから炊こうと思っています。、


       64(ロクヨン)     横山秀夫

「64」って、何のことだろう?と思っていました。昭和64年のことだったん
ですね。昭和64年は数日しかありません。昭和天皇が1月7日に崩御されたか
らです。翌日からは「平成」になったからです。

其の数日におきた、少女誘拐、身代金2000万円をまんまと取られた上に、少
女は殺された。この事件が「ロクヨン」と呼ばれている。

其の父が、14年後に自分が受けた悲しい事件を、今度は、犯人に味あわせよ
うとする。電話の声を頼りに(14年間、電話帳の電話をかけ続けて、見つけ
る)犯人を突き止める、執念、そして、少女が殺されてしまったと言う事で、
警察をやめねば成らなかった、元警官と組んで事件を起こそうとする、という
お話です。

刑事部と警務部の競争、軋轢、そして広報と記者クラブのかかわりなど、を知り
ました。

本当の声を出したくない時に、聞く、誤魔化す時に、使われるのが「ヘリューム」
を吸った?物だと知りました。

私は60数年前、兵庫県警の一番偉い人、なんていうのでしょうか? 其の部屋
に入ったことがあります。なぜならば、其の当時仲良しだったカヨちゃんのお父
さんが、県警のトップでした。娘のカヨちゃんが、何かの用事で、「お父さんの
所に行くので、ついていって」といわれて、ついていったのです。

今でも覚えていますが、大きな部屋の真ん中に大きな机がポツンとありまして、
そこにカヨちゃんのお父さんがおられました。其の光景は、鮮明に、昨日のこと
のように覚えております。私は時々思うのですが、人さまのあまり経験しない、
出来ない、経験をするな~と思います。このことも、其の一つであると思います。

面白いといえば、語弊がありますが、ついついのめりこんで読んでしまいます。
近頃思うのですよ、本を読むということは、其のつど、色んな人生を、生き方を、
考え方を学ばせていただくことだな~と…。
                                (2290回)

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