ボブオリンク 雌花
丈夫な品種です
淡々と生きています
早いもので「ねむの木学園」の展覧会を見に東京に行って、一ヶ月がたとうとしている。「やさしくね やさしいことはつよいのよ」は記念に買った小さな本である。絵を見ながら小さな子供にお母さんが話して聞かせられるように宮城まり子さんの短い文章が添えてある。
一面に絵があって、その反対側に詩があります。あの絵も見たな、この絵も会場で見たなって、思い出しながら見ています。でも半分は初めて見る絵です。
絵本だから、やっぱり色彩の綺麗な絵が選ばれています。あの展覧会でスターだった子の絵は入っていないようです。あの子の絵はこのちっちゃな絵本には入りきれないのです。大きな画面でないと、その思いは伝わらないのだと思います。
パソコンの前にはカレンダーに付いてきた卓上カレンダーがあります。1ヶ月が過ぎると絵葉書として使えるようになっています。その中の一枚が絵本にも載っていました。何だか嬉しい気持ちです。
60編ほどある詩の中から、私の好きなものを3編選んでみました。幼い子でも読めるように大方がひらがなで書かれています。如何しても漢字を使う時はルビが打てあります。
おともだち
おともだちってなあに
それは、たのしいとき
ちょっぴりおすそわけする人
おともだちってなあに
だれにもおはなしする人いないとき
心のすみっこ、みせちゃった人
おともだちってなあに
それは、うれしいとき
ちょっぴりもらってもらえる人
おっともだちってなあに
誰にもおはなしする人ないとき
きいてもらえる人
ほんとにそうだと思うんです。聞いてもらいたい事を安心して話せるようになったらお友達だと思うんです。一寸した自慢も、ニコニコして聞いてくれる人、淋しい時悲しい時、会いたくなる人、その事を話さなくっても、会っていると心が安らぐ人、たとえ仲良しでも言いたくない事もあるでしょう、だから私は親しき仲にも礼儀ありで「あの話、アレからどうなったの?」とか聞かないことにしているの。私だって、話したくないこともあるし、自然に話したくなるまで待ってるの。心の安らぎを得られる友達って大切よ。
にわとりのあかちゃん
にわとりがあかちゃんうんだよ。
たまごだったの。
でも、おかあさんがいっぱいだいていたから、
ひよこくんになった。うれしいね。
いっぱいだいたらかわるんだね。
「いっぱいだいたらかわるんだね」そうなのよね。一杯の愛情を貰ったら、いい子でいられるって事でしょう?展覧会で思ったの、本当にまり子さんって子供一人ひとりと向き合っているんだな~、その子に合った方法で愛情を示しているんだな~って。私にはとても出来ない事だわ。
おはなばたけのまり子さんと私
お花が咲いてきれいねっていつたら
かあさんが、そうね。
みんなが、種をまいて、
お水をあげて、守っていたから、
お花がこんなに、きれいに咲いたのよ。
お花って、人の言葉もきこえるのよ。
やさしいお話をしてたら、
うれしそうな顔して、にこにこ笑うのよ。
いいねェ、感じたこと そのまんま、絵にしてね。
感じたことは、
感じる人に通じる 言葉があるのよ。
「ねむの木学園」の子はまり子さんの事「まりこさん」「おかあさん」って呼ぶらしいのよ。その時々の感情で呼ぶのでしょうか。お姉さんとかお友達と感じたときは「まりこさん」って呼ぶのでしょうね。
まり子さんお体が少し悪いらしいのですが、元気になって、何時までも「おかあさん」と子供たちに慕われる人でいて欲しいと思います。
丈夫な品種です
淡々と生きています
早いもので「ねむの木学園」の展覧会を見に東京に行って、一ヶ月がたとうとしている。「やさしくね やさしいことはつよいのよ」は記念に買った小さな本である。絵を見ながら小さな子供にお母さんが話して聞かせられるように宮城まり子さんの短い文章が添えてある。
一面に絵があって、その反対側に詩があります。あの絵も見たな、この絵も会場で見たなって、思い出しながら見ています。でも半分は初めて見る絵です。
絵本だから、やっぱり色彩の綺麗な絵が選ばれています。あの展覧会でスターだった子の絵は入っていないようです。あの子の絵はこのちっちゃな絵本には入りきれないのです。大きな画面でないと、その思いは伝わらないのだと思います。
パソコンの前にはカレンダーに付いてきた卓上カレンダーがあります。1ヶ月が過ぎると絵葉書として使えるようになっています。その中の一枚が絵本にも載っていました。何だか嬉しい気持ちです。
60編ほどある詩の中から、私の好きなものを3編選んでみました。幼い子でも読めるように大方がひらがなで書かれています。如何しても漢字を使う時はルビが打てあります。
おともだち
おともだちってなあに
それは、たのしいとき
ちょっぴりおすそわけする人
おともだちってなあに
だれにもおはなしする人いないとき
心のすみっこ、みせちゃった人
おともだちってなあに
それは、うれしいとき
ちょっぴりもらってもらえる人
おっともだちってなあに
誰にもおはなしする人ないとき
きいてもらえる人
ほんとにそうだと思うんです。聞いてもらいたい事を安心して話せるようになったらお友達だと思うんです。一寸した自慢も、ニコニコして聞いてくれる人、淋しい時悲しい時、会いたくなる人、その事を話さなくっても、会っていると心が安らぐ人、たとえ仲良しでも言いたくない事もあるでしょう、だから私は親しき仲にも礼儀ありで「あの話、アレからどうなったの?」とか聞かないことにしているの。私だって、話したくないこともあるし、自然に話したくなるまで待ってるの。心の安らぎを得られる友達って大切よ。
にわとりのあかちゃん
にわとりがあかちゃんうんだよ。
たまごだったの。
でも、おかあさんがいっぱいだいていたから、
ひよこくんになった。うれしいね。
いっぱいだいたらかわるんだね。
「いっぱいだいたらかわるんだね」そうなのよね。一杯の愛情を貰ったら、いい子でいられるって事でしょう?展覧会で思ったの、本当にまり子さんって子供一人ひとりと向き合っているんだな~、その子に合った方法で愛情を示しているんだな~って。私にはとても出来ない事だわ。
おはなばたけのまり子さんと私
お花が咲いてきれいねっていつたら
かあさんが、そうね。
みんなが、種をまいて、
お水をあげて、守っていたから、
お花がこんなに、きれいに咲いたのよ。
お花って、人の言葉もきこえるのよ。
やさしいお話をしてたら、
うれしそうな顔して、にこにこ笑うのよ。
いいねェ、感じたこと そのまんま、絵にしてね。
感じたことは、
感じる人に通じる 言葉があるのよ。
「ねむの木学園」の子はまり子さんの事「まりこさん」「おかあさん」って呼ぶらしいのよ。その時々の感情で呼ぶのでしょうか。お姉さんとかお友達と感じたときは「まりこさん」って呼ぶのでしょうね。
まり子さんお体が少し悪いらしいのですが、元気になって、何時までも「おかあさん」と子供たちに慕われる人でいて欲しいと思います。