
「金木犀」 今年は数が少ないせいか 香りがうすかったようです (12-10-24)


「3時に石原知事が記者会見するらしいで」と主人が降りて来ました。「そら、聞
かなあかんな~」と私もテレビの前に座りました。
時間きっかり石原知事の会見が始まりました。「本日をもって知事職を辞します
…」と話し始められました。新しい会派を作って、国政に再度出ると言うことで
す。私の頬が緩み、にんまりと口元がほころびました。
知事職を投げ出すことについては色んな意見があることと思いますが、私はそ
うせざるを得ない、今の政府、日本の状態に、「自分がやらなければ」と言う思
いからだと思います。
「比例区」から出られるようです。たとえ石原さんを応援したくとも、今は「全国区」
と言う制度がありませんから、1票を投じることは出来ないな~と漫然と考え
ておりましたが、「比例区」なら、私にもチャンスがあるわけです。
私達の選挙区に「新党」の候補者が配置されるのかな~と考えましたが、もし
なくとも「白紙投票」と言う手もあるな~と考えていました。
突然の発表で驚かれた方も多かったようですが、石原さんらしいな~と思いま
した。やめもしないのに、「やめるやめる」と言ったり、出もしないのに「出る出
る」と言うより、人には唐突のように見えても、自分の中ではじっくりと考えられ
た上の止むに止まれぬ思いの上での、行動だと思います。
なんですか、日本の空がぽ~っと明るくなったような気持ちです。
一番心配なのは「健康」でした。80歳ですもの。記者の「健康面での心配は?」
の問いに「ないね! 色々調べたからね」って、勿論、用意万端整えた上での
この「新党」立ち上げだとは思いましたが、ご自身の口から、きっぱりと否定の
言葉を聞いて、ホッとしたのも事実です。
先日書きました、三浦さんも80歳、日野原さんは100歳を越えておられます。
世界の党首の最高年齢者は何歳かは知りませんが、頑張っていただきたい、
ギネスブックに載るまでも、そして日本を、国民の安心して暮らせる、住みやす
い国にしていただきたい。
憲法を改正して「戦争にならないための軍備」を持ちたい。世界外交にはその
陰の力は必要だと思っていますから。
尖閣諸島も守っていただきたい。竹島や北方領土のようになかんずく他国の実
効支配のもとに領土を置くということがあってはなりません。
私のひつこい風邪も吹っ飛んだ!と言いたいのですが、現実はそう甘くない!
明日の朝刊が楽しみです。


う~ん、そう言う考え方もありますか?…。
しかし、風穴は必要でした。
総理になられることはないと思っています。
阿部さんを後押しされるかと…。
ま~ぁ、今のままではいけないと思っています。
ただただ、いい方向に向かってと祈るのみです。