ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

足立美術館(旅・4)

2007年12月04日 | ちっちゃな旅
           足立美術館の紅葉
         紅葉情報では見頃とあり
        期待を裏切らない見事さでした

宿は小さく静と言う理由で選びました。お料理は沢山出てきましたが、昨夜の宿の方が心がこもっているように思いました。お風呂は大きくて、伸び伸び入れました。総合して温泉津温泉の御もてなしが勝っていました。石見銀山の観光化でお客様も増えると思いますが、何時までも今のままでいて欲しいと思いました。

玉造から、足立美術館へは朝一便だけ直通バス(美術館の無料バス)がありましたので、それに乗りました。25分の位置に美術館はあります。美術館からの帰りもJR安来までも無料でした。

以前行きました時はマイカーでした。周りに何もない所にポツンと美術館がありました。2度目は少し離れた所に「地ビール」の工場が建っていました。今度行って吃驚、大きな大きな駐車場があちこちにあり、回りには食べ物やさんが沢山出来ていました。小さな町の形になっていました。当日も大きな観光バスが大勢の人を運んできました。

お庭は見事でした。人工の美しさです。米国の日本庭園専門雑誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の日本庭園ランキングでは、全国731箇所の名所・旧跡を対象にして、初回2003年から今年2007年まで、5年連続「庭園日本一に選ばれています。因みに第二位は「桂離宮」だそうです。

私がここに惹かれるのは「横山大観」の絵もですが、林義雄と言う人の童画が好きだからです。帰りのバスの時間が迫って、林さんの童画のハガキを買う時間がなかったのが残念でした。林さんの童画は此処にしかないんですよね。何故なんでしょうか?

綺麗な庭園を眺めながら昼食を食べました。景色がご馳走で、注文した「カレーセット」はお腹が空いているから食べられたと言えばいい物でした。もう一つは「ケーキセット」を取りまして、二人で半分こしました。このモンブランはまあまあのお味でした。

この度は昼食のあたりが悪かったです。しいて言えば松江で食べた「蕎麦」が美味しかったです。有名なお店なのでしょうか、次から次へとお客様が入ってこられました。石見銀山でも美味しいと有名なお蕎麦屋さんがあったのですが、生憎と定休日だったんですね。其れが解っていたものですから、途中で「黒いおでん」を食べる羽目になりました。

マイプランで旅しましてね、周りを見つめますとね、私達の年代の方は居られないんですね。50代~60代のご夫婦が多いんです。私達の年代の方も大勢旅しておられるんですよ。でもマイプランではなくツアーですね。ドア・ツー・ドアで人任せ、楽だからでしょうね。

旅の楽しみはプランを立てることから始まるのですが、私も以前の様な綿密な計画ではなく、アバウトなプランを立てるようになりました。「宍道湖の夕日」がその証拠ですね。だんだん緻密な仕事が億劫になるんですね。

この度も、時間を無駄にすることがなく、良い塩梅に移動することが出来ました。
帰りもJR安来までのバスが早めに着いた為に、一台早い急行に滑り込みました。次の電車は安来に停車しないので、隣の米子まで行って、そこで1時間時間待ちする予定でした。幸いなことに乗り込んだ急行は安来駅にも停車だったのです。新幹線も夕食の為のお弁当「岡山の祭り寿司」を買って、間もなく乗ることが出来ました。

以前なら、直ぐに洗濯機を廻す元気がありましたが、今回は浸け置きだけで精一杯でした。何時も思います、旅も良いけど、我家が一番!
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2 コメント

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旅紀行 (anikobe)
2007-12-05 20:02:14
最初からずっと拝見しました。
いいですね。
ご夫婦で旅行される幸せは、独りになった今は過去を辿るのみです。

懐かしい場所も、丁寧な説明で甦ってきます。

ちっちさんのように、紀行文として旅綴りをきちんとされると、とてもよく分かります。

「旅も良いけど、我が家が一番」
この気持ち、実感として伝わってきます。

でも、手作りプランのいい旅をなさいましたね。
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Unknown (ちっち)
2007-12-07 07:19:05
anikobeさん
自分の心で感じたことのみを綴った旅日記ですから、独りよがりとは思うのですが、人様から頂いた温かい心を、又頂きたくて?又旅立つのでしょうね。
返信する

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