ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

お伊勢まいり

2014年04月24日 | ちっちゃな旅

     「どうだんつつじ」   「内宮の庭」には沢山咲いていました   (14-4-23)

昨日は主人のリクエストで「お伊勢まいり」に日帰りで行ってきました。お天気も
暑からず寒からず、いいお天気でした。朝6時過ぎに家を出ました。鶴橋まで行
って、そこから近鉄特急に乗るつもりでした。特急に乗ると約2倍の料金になり
ますが、1時間以上早く着きますので、往復、特急を利用しました。


 
 

30年振りですが、「外宮」は初めてだと思います。近年、まず「外宮」からお参り
するべきという風潮が出てきて、参道のお店は、新しいお店ばかりでした。「伊勢
市」という駅名も珍しいのですが、「外宮」までは歩いて5分という所に在りました。

 

「外宮」までの参道の古い旅館。 車道に在った「マンホール」の蓋。

 

広~いアプローチを過ぎた、入り口に「警備の館」がありました。

 
 

「外宮」の手前に「「せんぐう館」(入場料300円)がありましたので入りました。
去年の式年遷宮(第62回)を記念して、遷宮に関する色々を見ることが出来ます。

昭和天皇は、20代で天皇に成られ、ご長寿だったので、「式年遷宮」に3度関わ
っておられます。


 

「外宮」に付いたのが、時間的に早かったので、初めは人影疎らでした「少ない
のも、さみしいものだね~」と言っておりましたが、時間がたつに連れて、大勢
の参拝者になり、今度は「平日やというのに、大勢やな~!」と口をつく言葉が
変わっていきました。

「外宮」から「内宮」まではバス(420円)を利用しました。そして、早朝に朝食を
食べ、歩き歩いたので、お腹も空いています、まず「おかげ横丁」で、腹ごしらえ
をしてから「内宮」へお参りすることにしました。

 
 

お昼は、伊勢名物「てこね寿司」を楽しみにしていました。本で調べた店に直行し
ました。元は旅館だったという其のお店は、お客様で一杯でした。

同席したご夫婦は岐阜から来られたそうで、今夜は鳥羽のホテルに泊まれるそ
うです。「尼崎」をご存じなくて、「甲子園の隣です」というとやっと「あ~ぁ」とわか
ってもらえました。

「てこね寿司」のお味は? 「名物に上手いもの無し」でしょうか? でもね、歩
き回って、お腹ペコペコでしたから、残さず食べましたけど…。



 

いよいよ「内宮」です。広々とした、お庭を通り抜けますと、杉木立に入ります。前
は土の道だったように思うのですが、今は少し道幅もひろげたかな?と思うほど、
道幅も広く、人の多さもあり、「そう厳さ」にかける感じもしました。

五十鈴川の御手洗場(みたらし)も区切ってしまっていて、昔のように砂利を歩い
て、手を洗うという風情はなくなり、階段が出来ていました。そのせいでしょうか、
川の流れが以上に速く感じ、漣が立っていました。自然に手を加えているので、
昔の「素朴」さを知って、「もう一度見たい、感じたい」と思っていた私には一寸、
残念な気がしました。

ただ嬉しいこともありましたよ。五十鈴川にかかる橋から見上げた木々の間に、
「日の丸」を見つけました。思いがけなかったので、とても嬉しかったです。


 
 

道中の所々には、歴史を物語る、大木が点在します。道端の大木は、人が触れ
る部分はツルツルになっていました。私もなんどか触りましたが、とても心が和
んで、喜びが湧き上がって来ました。





    

    

    

    

いよいよ「内宮」です。お社の前に行きますと、布が姿を隠していますが、風の
イタズラで、布が舞い上がった時に、ご門を見ることが出来ました。

横のほうから見ますと去年までの20年間のお社も垣間見ることが出来ました。
もうクレーン車も見えました。古いものと新しいもの、両方見れるのは今だけだ
そうで、瞬く間に壊されるそうです。

「式年遷宮」の翌年(今年)のお参りは「よりご利益」があるといわれますね。
本当は神社やお寺で、私事をお願いしてはいけないといわれていますね。でも、
やっぱり「全て、良いほうにとお導きください」とお祈りしてしまいましたよ。



「内宮」のお参りを済ませて、もう一度「おはらい横丁」に戻りました。「あかふく」
で「赤福」を食べて、一寸休憩して、とことお土産を買って、バスで「伊勢市」まで
戻りました。




また、特急で1時間40分。12時間の小さな旅は終わりました。

 

                                   (2330回)



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