ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

尼崎市女性センター・トレピエ

2016年03月07日 | 思い出話

          黄色系の 「クリスマスローズ」     尼崎      (16―2―26)





庭のアチコチで、日本水仙が咲き始めました。仏さんにお供えとして摘みました。
優しい、ほのかな香りがします。

淡路の水仙郷のように、何十万本もあると香りも「むせる様な」という表現にな
るのでしょうが…。一度だけ行ったことがありますが、出来立てで、今のように
整備はされてなかったですし、満開には早すぎました。四国を望む岩壁に在り
ます。


3月5日(土)「トレピエでハープで出るのでお時間があれば聞きにきて」という
お呼びかけをもらい行ってきました。会場が図書館の近くなので、本を返してか
らと思っていましたので、何方にも声掛けしないでいましたが、停留場で待って
いますと、ご近所さんお二人と、一緒になりました。私は「図書館に行く」という
ことで、別行動になりました。お二人は展示物を見るために早くいかれると言う
ことでした。

この会は、尼崎の女性のためのお稽古事の集まりです。その総合発表会とい
うことで、体育系、文科系と混ざり合って、それぞれの会場で(2階と3階)で
土日の二日間10時から18時までで行われます。

確かこの会館の建って間もなしでしたが、今のように、色んなお稽古事の場所
がアチコチにない頃です。何の講座か忘れましたが、申し込みに行きました。

その時知り合った方が、帰ろうとする私に「子供を預けるのを、申し込みにいか
ない?」話しかけてこられました。「わたし、預けないんです」「何で、子供さんは
習っている間どうするの、誰かみてくれるの?」と矢継ぎ早に聞いてこられます。
「中学生ですから」「えっ! 若くみえる! てっきり預ける子供がいると思った」
と嬉しい事を言ってもらい、未だにこうして覚えているのです。

この会館は、其の頃としては進歩的で、「習い事の間、子供を見てくれる」とい
うシステムが採用されていました。

今の参加者を見ていますと、「子育て世代対象」というよりは「老人対象」という
感じを受けました。「あ~、ここにも、老人の波が押し寄せているんだな~」と思
いました。「老人パワー」恐るべし! です。


又、横道に逸れました。友人二人がお稽古していて、発表演奏されるのは、「ヘ
ルマンハープ」という楽器です。譜面が読めなくても弾ける(弦の下に楽譜を挟
み、其の通り弾く)と言う誰にでもたやすく取り掛かれるという楽器です。

隣に座っている友人に「貴女はMさんと、ヘルマンハープ習いたいって、見学に
行ったんじゃなかった?」と聞きました「そうなんよ、でもね、楽器が高額で、Mさ
んが習わないと言うので、…」と言うお答え。ボチボチしか愛好者が増えない理
由はこれもあるな~と思いました。

音は確かにとても優しい。だから十人以内の、小さな集まりで、周りを聞く人が
囲むか、いっそ数百人以上の大勢の演奏で初めて舞台と客席と言う感じの演
奏でこそ、その音の良さが発揮できるのかな~と思いながら、聞いています。

5曲、ヘルマンハープの伴奏で、歌わせてくださいました。でも私は3曲で、精
一杯でした。声が嗄れて出ないんです。寂しいことです、好きな歌が歌えないの
は…。

コメント
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