ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

ホテルローヤル

2014年05月01日 | 読みました

                「花ズオウ」     尼崎・武庫之荘     (14-4-16)




今日から5月です。いいお天気でした。午前中は29日のフェスティバルで買っ
た苗やもらった球根を鉢植えにしたり、もらった種をまいたり、芝の雑草抜きを
しました。昼からは本を読んで過ごしました。


      ホテルローヤル     桜木紫乃

直木賞受賞作品です。7つのお話に分かれていて、1番はホテルが経営困難
に陥り、廃屋になったホテルの1室で、ヌード写真を撮りたいという男が、彼女
のヌードを撮る話。最後がどの様にしてこのホテルが誕生したかのお話。はさ
まれた5編はホテルを利用した方の人生模様が書かれています。

其の中の1篇「せんせぃ」と言うのが、是だけが「ホテル」とのつながりがわかり
ませんでした。

主人公高校教師野島広之は、高校3年生の時から校長と愛人関係にある理
沙を紹介され、一目ぼれで結婚するが、校長との関係を続けている妻と別れ
ることが出来ない。

単身赴任していた、赴任地から、連休に帰宅、連絡していないため、自分の
マンション前で、校長と共に帰宅した妻を見て、踵を返す。

同行者がいた、家出した、生徒「佐倉まりあ」である。彼女の母は父とマリア
を残して男と家を出た。母が捨てたのなら、自分もいいだろうと、父も、マリ
アを捨てた。マリアは一人ぼっちになり、函館にでて「キャバクラ嬢」で生活
費を稼ごうと駅に来たとき野島を見つける。

お金を持っていないまりあの為に札幌のビジネスホテルで、二人は泊まるが、
何もしなかった。連休のため、野島は「釧路行き」の切符を2枚求め、1枚を
マリアに渡す。

私は辺鄙だが窓からの長めにいいホテルが何処にあるのかわからないまま
でした。「せんせぃ」買った切符の行き先「釧路」が、そのホテルの在所を示し、
そこに二人が泊まるという設定だろうか? そして、物語として、関係付けてい
るのだろうか?







コメント
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