ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

石原家の人びと

2013年04月30日 | 読みました

     「西洋オダマキ」  昨日の会で、早々に売れた花です     (13-4-20)




とうとう4月も行ってしまいます。それにしても、この肌寒さはどうしたものでしょ
う…。今にも、風邪の神様が近づきそうでヒヤヒヤものです。

風邪と言えば、OL時代の友人の家に、いつも「竹の子」を頂に行っておりまし
た。今年もお誘いがあって、とても楽しみにしていました。が、前日になってキ
ャンセルの報が入りました。

彼女が言うには「普通の風邪だと思っていたのが、どうも物が食べられなくな
ってきたので、お医者さんに行った所「肺炎」のいり口だと言われ、「点滴」を
1週間打ち続けた」そうです。

寝ているのに電話してもいけないと思い、1週間たってから、電話しました。
「もう元気になったからね。今年は寒くて、竹の子が顔を出さないのよ。例年
なら、もうとっくに顔を出して、ゴールデンウィークにはぴたっと取れなくなる
んだけどね。もし採れたら、送るよ」と言う話でした。

昨日、その宅急便が届きました。私が留守だったので、主人が受け取り、「冷
蔵庫にすぐ入れてくださいと言うから、いれといたで~」冷蔵庫を開けるとな
い、冷凍庫に入っていました。「ひや~、もう少しで水分が抜けてパサパサに
なるとこやった!」無理もありません。冷蔵の部分は満杯です。冷凍のほうは
ガラガラですからね。何気なく空いているところに入れたのでしょう。

危うい所で難を逃れた「竹の子」今日はオーソドックスに「蕗」と煮ましたよ。
新鮮だから軟らかくておいしかったです。次は「竹の子ご飯」その次は、テレ
ビでしていた、「豚肉とぜんまいと竹輪」の煮物、そして最後は又「蕗とたけ
のこ」で締めくくる予定です。毎年ありがたいと思い、おいしく頂いております。


     石原家の人びと     石原良純

図書館で頼んでいた本が来ていなかったので、この本を借りてきました。石原
慎太郎の次男の彼が、書いた本です。お父さんが作家ですから、一人ぐらい
本を出してもおかしくないわね~、と思って借りました。

面白かったですよ。しかし、2001年、12年前の出版ですから、12年の間には
色々の変化が在ったと思いますよ。

お母さんが、ご実家のお父さんの事を書かれた本も読みましたが、この本が出
た後のことですし。ご本人も今は結婚して、子供さんもおられますしね。

彼は陰性だと思っていたのですが、本当は陽性のようです。書き方も、ほのぼ
のと暖かく、明るいです。そして読みやすいです。

慎太郎さんが父や弟が早死にしているので、遺伝だろうと言う事で、健康維持
に人一倍気を使い、健康食品を食べ、山のように薬を飲み、病院をはしごし、
ダイエットを怠らず、驚くほどよく眠ると書いてありましたが、これは以外でした。
全て反対だろうと思っていましたが、人は見かけによらないものですね。

伸晃さんについては、5歳年上なので、弟の3人を如何しても狡賢いやり方で
自分が得するようにするので「ズルイ!」と言います。父親や裕次郎叔父と接
する機会が多かったのがうらやましいと言います。

宏高=3男だけはまともな仕事について(銀行員だった)いたのに、国会議員
になった。

延啓=4男は画家。? と思ったのですが、慎太郎さんが、画家志望で、今で
も絵を描いておられると言うから、驚きだ。自分の好きな道に息子が進むのだ
から、反対はなかったそうだ。

お母さんは、早くに両親をなくされたそうで、だからしっかりしている。そして姑
さんの事を尊敬し、「おばあさまがおられたから、私はやってこられた」といつも
言っておられるそうです。

良純さんご本人は今も、父親のゴルフのお供をし、母親思いのいい息子さん
のようです。家族が仲良くするのはいいことですね。相手に対して、愛情を持っ
て書かれているのが分かりますから、読んでいて気持ちのいい本でした。
コメント
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