投げ入れの 「さくら」 こんな種類の桜は初めて見ました きれい! 神戸・サンチカ (13-4-3)
クラス会で、三宮に行ってきました。女性は入院者や病人が多くて、珠ちゃんと
私と二人でした。
行きの電車の中の出来事です。芦屋から急行に乗り換えて、窓際の席が空い
ているのを見つけました。若者3人が座っていたので(足が長くて、隙間が少な
い)、入りにくかったので「すみません」と入ろうとしますと、通路側のアベックの
男性が、サット立ち上がって、自分が移動して、私に席を譲ってくれました。女性
のほうも、ここにと言うように、席を指し示してくれました。前の男の子は知らん
顔でした。彼が奥に座りなおせばもっと簡単だったのにと思いました。
暫くして、その男の子が、男性に「WHERE ARE YOU FROM?]と聞きました。「台
湾」と言う答えがかえって来ました。そこで、私ははたと気が付きました。台湾で
は、今も年上の人に礼をお尽くすと言うことが自然に行われているのだと言う
ことに…。日本人の男の子にはその気持ちがありません。
全ての日本人の若者がそうだと言うのではありませんが、学問が出来ると言う
感じの子に限ってこんなことが多いように思います。年寄りに優しいい心使い
を見せるのは、大概は、風貌的には、困った子と言う感じの子です。
これは私だけがそう思うのではなく、友人と話し合った時にも、彼女たちもそ
んな経験をして「人は見かけによらないね~」と話したことがありました。
勉強は優秀でも、思いやりは習っていないのです。ただこの子いい点は、勇敢
?にも、日本語を話していない彼らに話しかけたことです。英語は言葉ですか
ら、使わないと意味ないかもね。
「台湾ですか、台湾のどこから?」「台北です」「僕は一度だけ台湾に行きまし
た」「何方と?一人?家族と?」「学校からいきました」「台湾はどうでしたか?」
「よかったです、食べ物がおいしかったです」「あなた、何歳?」「18歳です、
学生です」等々たどたどしく会話は続きました。分からない言葉があると、何度
も何度も、ゆっくり彼女は話してくれます。
彼は六甲道で降りました。学生ですと言っていたから、神戸大学かな?と思い
ました。しかし、現役の大学生だとしたら、英語は受験のための教科だったの
だろうな~、言葉としては習わなかった、日本の英語教育の成果を目の当たり
にした感じでした。
私も三宮で、席を移動してくれた行為に対して「ありがとうございました」と
礼を言って下車しました。
今日の集まりは5人でした。何時もは約束が次々と忙しい「千葉からの友人」
が私たちの前後の約束がキャンセルになったとかで、ゆっくりと、腰をすえて
3時間ほどお話をしました。
聞き上手な千葉の友人に、まんまとあとの4人はまな板の上に据えられ料理さ
れた感じです。次回は今日欠席だった人にまな板の上に上がっていただきまし
ょう。楽しい時間は瞬く間に過ぎてゆきました。