



この本は、18編ほどの「随筆」今はこんな言葉使わないのかしら、「エッセイ」っていうのかな~?
表紙の「猫の絵」につられて買ってしまいました。
その中に「路地裏の猫」というのがあり、その文章の中に「猫はしっぽでしゃべる」という文章が出てきます。
私は猫も犬も大好きで、小さいころは犬、猫両方飼っていました。子供が生まれてからは、次男が、捨てられていた犬を連れて来て、飼いました。片手の平に載るほどの小さい犬でしたが、長生きして20年生きました。
いまも、小動物のほのかな体温が懐かしく、飼いたいな~と思うのですが、とても世話をしきれないと諦めています。
猫は犬ほど純情ではないので、自分の気に入らないときは、そしらぬ顔をして、そっぽを向いていますが、構ってほしいときは体中で擦り寄ってきますよね。
犬は飼い主に対して「愛情」というより「恩義」を感じていると思いますよ。
20年生きた犬は「コロ」って言うのですが、彼女の心の重みは、やはり拾ってくれた次男が一番で、次は「食事」をくれる私のようでしたよ。
返す本があったので図書館に行きましたが、買った本が2冊あるので借りないで帰ってきました。
図書館へは、初めは片道30分ぐらいかけて、往復歩いていっていました。70代になってからは行きは歩いて帰りはバスになり、今では往復バスです。それもだんだん「遠いな~」と思うようになり、本は借りるより買おうと言うことになりそうです。若いころは、一度に5.6冊借りていましたが、今は1.2冊ですものね。
買うにしても、読むスピードが遅くなっているので、月に1.2冊だろうと思いますよ。