「本屋大賞」 という文字に引かれて買いました。
ただ私にはその良さがピンと来なかった。
やっぱり書き手との年齢の差が、そうさせるのだろうか?
表紙の絵にひきつけられました。
昨日も、書店の店先に積んであるこの本を見ました。
良い買い手のお手元に言ってねと、そっとさすりました。
感動のなくなった、自分の心に、寂しさは感じますが、
やっぱり、読書は止められない。
読み続けます。
読後感にならない読後感でごめんなさい。
「本屋大賞」 という文字に引かれて買いました。
ただ私にはその良さがピンと来なかった。
やっぱり書き手との年齢の差が、そうさせるのだろうか?
表紙の絵にひきつけられました。
昨日も、書店の店先に積んであるこの本を見ました。
良い買い手のお手元に言ってねと、そっとさすりました。
感動のなくなった、自分の心に、寂しさは感じますが、
やっぱり、読書は止められない。
読み続けます。
読後感にならない読後感でごめんなさい。
影ぞ恋しき 葉室 麟
題名は 「色も香も昔の濃さに匂へども植ゑけむ人の影ぞ恋しき 古今和歌集の紀貫之」
から取ったそうです。
この方の本も、初めてだと思います。 分厚い本ですし、会話の部分が少ないので、
なかなか読み進みませんでした。
雨宮蔵人 が主人公ですが、重要人物はほかにも4.5人出てきますから、
文中に浅野たくみのかみの忠臣、大石蔵之助が出てきたり、楠木正成が出てきたりで、
自然に、その人物が出てくるのですが、私にすれば「???」 「ドキン!」とします。
今までて、どのようにつながって行くのかなと思うのです。
初めの方には「神戸・元町」が出てきて、神戸・元町で生まれ育った私の心を
懐かしさで、わし掴みにしました。
私のまったく知らない「四文字熟語」が沢山出てきました。
書かれている「字」さえ初めてみるものも多々ありました。
読んだというより、国語のお勉強と言う感じでした。
「影ぞ恋しき」ではありませんが、理解しがたい部分が多々あったのに、
「読んだよ」といいたい本でした。
宝島 真藤 順丈 (シンド ジュンジョ)
直木賞 山田風太郎賞 受賞作品ですが、山田風太郎賞と言う賞のある事は
知りませんでした。
「宝島」沖縄の一つの島のことなのです。
戦後アメリカ兵の駐屯があって、後日本に返された、その前後のお話なんですけど、
返還されたことは勿論知っていましたが、この本のようにいろいろのことがあったとは、
想像もしていませんでした。
やっぱり私にとっては、難しい本でした。
未来 湊 かなえ
本文を読みながら「これ主人公が10歳のとき? 20年後の30歳の話? と うやむやになる。
10歳のとき、と思って読んでいると、言葉遣いが、いやに大人びているから、20年後
何だわと気づく。
面白かったのですが、紛らわしくもありました。
今までの作風とぜんぜん違っているように思いましたが、 違います?
なんだか理解しにくい物語でした。
デモね、本屋大賞をとり、大さまのブランチBOOK大賞を取り、キノベス第1位と
言うのです。 本屋大賞が全国店員が 「一番売りたい本」 として選んだという
ので、買ったのですが、こうなると、何を基準に本選びをすればいいのかわかり
ません。
明日から10連休ですって、マスコミの声は大きいのですが。
でも一部の人たちだと思いますよ。
とはいえ空港は大変な混みようでしょうね、今日の日のために一生懸命働いて、
休暇をとらなくとも休める今回の10連休を楽しむ若人がいるでしょうね。
若いころなら、その雰囲気を楽しみたくて、発着する飛行機を人を見に関西空港
に行ったかもしれません。
事故無く、無事な連休でありますように!
行ってらっしゃい!!
本屋さんの店先には、希林さんのいろんな本がずらりと並んでいました。
きっと、この本が売れたので、以前に出して、
倉庫にねむっていたものを取り出してきたのでしょう。
私がこの本を買った数日前には、希林さんのこの本が一山?だけでしたが、
今日は3山くらいで、彼女の他の本が数種類並び、
「希林コーナー」が出来ていました。
商人根性恐るべし!
私はだいぶ前に買ったのですが、この表紙にはびっくりしました。
良く見ますと希林さんの顔に微笑がありましたから、ほっとしました。
希林さんが、こんなに本を出しておられるとは知りませんでした。
勿論小説ではありませんよ。この本のように、対談を活字にしたものだと思うのですよ。
大好きだった希林さんのものです、又ほしくなるので、見つめるだけにしました。
遅かれ早かれ、買うだろうと思いますよ。
ノースライト (北光線) 木村由香
この方、シンガーソングライターだそうですね。
家の北側の窓から入る光のことですが、
普通は北側に窓は作らないようにしますよね。
北風が冷たいし、日が差さないという欠点があります。
我が家は真四角に近いので、トイレ、風呂場、風呂の焚口に通じる出入り口などは
北側にあります。夏は涼しい風が通って気持ちいいです。
南側は台所、居間の窓になっています。
東側は、今使っているパソコンのある部屋と台所です。
西側はお隣の壁と我が家の壁、
お隣との境の壁は、お互いに自分宅の壁を作ったので、
元2戸一だったときの名残の壁の3重になっています。
庭としての借地をお返ししたときに、部屋を上下2部屋つぶして、
4坪ほどの庭にしました。
居間、台所は6畳だったのを4.5畳にしました。
必要以上の空間が無いからか、とても住みやすくなりました。
何ですか、我が家の間取りの説明になりましたね。
不思議とお思いかも知れませんが、部屋数が少なくなった家の方が、
私を安楽にしたようです。 身分相応と言うこと?
波の上のキネマ 増山 実
読み始めて15パージめに「尼崎」「立花」と言う言葉が出てきて、立花の駅近くに、
映画館が3軒あるって。
映画館は今はありませんが、私が立花に住み始めた時はありましたよ、
我が家と同じ通りの北、数十メーターのところに2軒、
駅から西に我が家の親戚の家の前に1軒ありました。
神戸三宮の映画館のことも書いてありました。
新しい洋画は「ロードショウ」といって、少し入場料が高いのです。
会社の上司が時々連れて行ってくれました。
その映画館ももうありませんが、帰りに連れて行ってもらった「中華料理店」は
まだありますので、店の前を通ると思い出します。
立花の映画館には行った覚えはないのですが、三宮と元町の方は覚えております。
そのころには「ナイトショー」と言うのがあり、料金も半額ぐらいになったと思います。
二本だてや四本立てと言うのもあり、元町に住んでいましたから、歩いていけるので、
お店の終わりにおじが連れて行ってくれました。
映画によっては立ち見になることもありましたが、毎週見に行っていたと思います。
元町の入り口小さな映画館が、古いものばかり、4本立てぐらいでするので、
そのくせ、安いので、休日前日に良く行きました。
立ち見のときもありましたが、そこは「若さ」平気でした。
今は、「映画を見たには何年まえだったかしら?」「何の映画だった?」 そんなもんです。
思い出せません。 JR尼崎の北側のビルの映画館だけ覚えています。
尼崎のこの映画館も、今はチケットは機械で買うのです。
きれいな映画館ですから、わざわざ大阪や神戸に見に行ことは思いません。
見たい映画、樹木希林さんの映画が6月にきますので、楽しみに待っています。
太い文庫本でした。
内容が、「塾」のことなので、あまり楽しめませんでした。
勿論、長男は「塾」のお世話になりました。楽しそうだったのは塾には6年生
までいるので、長男の彼は「お兄ちゃん」がほしかったのかもしれませんね。
次男は少し通いましたが、すぐやめました。中学生になって、友人と二人で
主人に英語を習いました(1年生の2学期までは私が見ていました)。
2年間で3年分の教科書を終了して、
3年から、大学受験の高3まで、塾には行かず、主人に英字小説で習って
いました。ともに学んだ友人は高校から大学まである学校にパスしました。
そして、今は、男子校の先生をしています。
そんな昔を思い出させる本でした。
一切なりゆき 樹木希林
この本の表紙の希林さん、良いお顔ですね。
この本と違う希林さんの本が「売れ行きナンバー1」でしたが、
私は発売当日に買いましたよ。
表紙が、ハムレットのオフェリアの水に浮かぶ様子ですから、
希林さんが水に浮かんでいるんです。
私はそれが嫌なんです。読みたいのですけれど、手が出ないのです。
希林さんは、もういないのですから、写真は笑っているのが良いです。
希林さんのご冥福をお祈りいたします。