緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

社外ステアリング交換(準備編)

2022-04-09 20:52:19 | 
前回の車関連記事で、現在付いているφ350のステアリング(ナルディ社製)を一回り大きいφ380のステアリング(OMP社製)に交換することを書いた。
ステアリングが届いたのが3月中旬であったが、すぐに簡単に取り付けられると思っていたものの、そうはいかないことが分かった。

ステアリングボスは現在、ナルディが付いている汎用ボス、たいていはモモとナルディ兼用の設計であるが、このボスを流用することにした。



ステアリングボスも交換となると、大変な作業となる。Youtubeでたくさんの交換方法を実演し、解説した動画を見ることが出来たが、素人が手出すにはかなりリスクを感じた。大型のトルクレンチなどの工具も買わなければならない。

今回はこのボスは交換せず、ステアリングのみの交換なので作業としては楽ちんで済むと思っていた。
しかしそうはいかなかった。
まず、ホーンボタンにアース線を取り付けないとホーンが鳴らないことに気が付いた。
ホーンボタンの側面に、固定バネ兼アースを取るための針金状のスプリングが付いているが、購入店に問い合わせしたところ、このスプリングはステアリングの中心の穴の側面に接するが、この部分の金属がジュラルミンなので電気を通さず、アース出来ないとのことであった。
ということは、アースは側面スプリングではなく、ホーンボタン裏側に付いているマイナス端子からアース線を延ばしてボスの金属部分に繋いでやる必要が出てきた。
ただ、ボスに接続できるかどうかははステアリングを外してみないと分からない。
そこでアース配線をボスにではなくても接続できる汎用の代替部品を探してみたら、下の写真の部品が見つかった。



金属のリング状の部品はステアリングとボスの間に挿入し、切り欠け部に付属のアース配線の端子を接続すればアースを取れるという商品で、これは便利で簡単取付でいいと思って購入した。
モモのステアリング用と記載されていたのだが、OMPのステアリングはモモと取付ピッチが同じだとあらかじめ知っていたので、この商品でも取付可能と判断して注文した。
金具の穴径が51mmで、モモのステアリング中心部ホーン取付径のサイズとなっていたが、一応念のためにOMPステアリングの中心部穴径を測ってモモと同じだからから大丈夫だと思って購入した。





しかし、この金具が届いてからある失敗に気が付いた。
OMPステアリングのホーンボタンを試しにこの金具の穴に嵌め込もうとしたら、穴のサイズが小さくて、どう考えても入っていかないのである。
そこでOMPステアリングの中心部穴径とホーンボタンの取付部直径を計測し直したらなんと、51mmではなく56mmだったのである。
アース線取付金具を注文する前に測ったサイズは51mmだとばかり思い込んでいたが、正しくは56mmだったのである。
メモリの位置を5mm読み間違えていたのである。
普段から用意周到に、抜け目なく細心の注意を払って準備をする習慣を身に着けておけばこのようなことは起きなかったのである。
850円ほど損した。

アース線接続金具キットは使えなくなり無駄になったが、ではどうやってアース線を接続したらよいのか。
ネットでいろいろ調べてわかったのは、紹介事例が1件のみであったが、ボスの使っていないボルト座にアース配線の先端にボルトで固定するというものであった。
しかし汎用ボスといっても数社の商品があり、現在の車に付いているボスがネットで紹介されている事例のボスと同じ構造であるとは限らない。
ただはっきりしているのは、ステアリングを固定するためのボルト穴が汎用ボスの場合、ナルディ用とモモ用の2種類用意されているので、使用しないボルト穴があることは間違いない、ということであった。
ステアリングを実際に外して、ボスの現物を見ないと分からず、リスクはあるが、せっかく購入したステアリングを無駄には出来ないので、とにかくこの方法でやってみることにした。

そのためにはます、アース線を自作する必要がある。
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