緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

ギター弦使用レポート(3)「ハナバッハ500MT」

2021-04-25 22:14:48 | ギター
1週間前にラベラ2001のミディアム・テンションを試したが、別の楽器で今度は「ハナバッハ500MT」という弦を試してみることにした。

まずパッケージはチャック付きのアルミ製袋で、6本まとめて入っていた。





これは開封するまでは真空パックであり、袋が強靭であることから錆び対策は万全であると思われる。

低音3本と高音3本がそれぞれ束ねてあった。この束ね方を見るのは初めて。
束ねてあるけど、1~6弦のどれにあたるかはちゃんと区別されている。
ラベラ2001のようなサイコロのような大袈裟でコストかかるような方法ではない。
低音弦は、片方の先端の巻き線を粗くしてある部分の数によって区別している。



付属の説明書でその区別が分かるようになっている。



高音弦は2弦のみ先端が着色されている。



これは説明書を見ないと1弦と混同するかもしれない。



コストを下げるとともに品質を向上させるための工夫を凝らしていることが伝わってくる。
こういう努力する製品は音もいいものに違いない。

実際に張ってみて確かめる。
低音は張りが柔らかく、ややこもった感じ。ラベラ2001とはかなり違った感触。
落ち着いた音を好む方にはいいかもしれない。
高音はかなりいい。
しなやかで、しっとりした感じ。ラベラ2001より全然いい。

1年ほど前からオーガスチン黒を私の定番弦としていたが、今後はこのハナバッハ500MTをしばらく使ってみようと思う。
気になる値段だが、オーガスチン黒よりもちょっと高い程度。弦の中では安い方だ。

前回と同様、同じ曲で音を録音してみた。
①は、最後ミスった。鑑賞用でないので、いいや。

ハナバッハ500MT試し弾き①

ハナバッハ500MT試し弾き②
コメント    この記事についてブログを書く
« スパゲッティ・ナポリタン作... | トップ | 雑草枯れた »

コメントを投稿

ギター」カテゴリの最新記事