今日は23日に開催される千葉マンドリンクラブの部内発表会の練習のために千葉某町まで行ってきた。
練習開始前の待ち時間で同じギターパートの方と話をしているうちに、グラナドス作曲「スペイン舞曲第2番(オリエンタル)」の話題となり、1970年代の終わりごろにジュリアン・ブリームとジョン・ウィリアムスが2重奏で演奏したオリエンタルをお互い聴いていたことが分かった。
私が聴いたのは高校3年生のとき、FMラジオからデータに録音したものだ。
長い間この2人の2重奏はYoutubeでも探し出すことが出来なかったが、昨日偶然にもこのライブ録音が6年前に投稿されているのを見つけた。
原曲はピアノ独奏曲。
私は20代の後半の頃、アリシア・デ・ラローチャ演奏の1954年の録音をCDで聴いたのが最初だったと思う。
これが彼女の最初の録音ではないかと思う。
No. 2. Orientale
その後彼女が録音した音源をYoutubeで探してみたら、意外にも結構あることが分かった。
次が1961年の録音。これも最近見つけた。
Granados: Spanish Dance No. 2 (Oriental) - Alicia de Larrocha, 1961 - MHS 1518
その次が1964年。
12 Danzas españolas: No. 2, Oriental
そして一番流通し、知られている録音がデッカから1982年にリリースされたもの。(CD所有あり)
Granados: 12 Danzas españolas, Op. 37 - 2. Oriental
最後が1995年にRCAから出た録音。(CD所有あり)
Enrique Granados - Oriental, par Alicia de Larrocha
少なくとも5回録音しているわけで、ラローチャのこの曲を含め12のスペイン舞曲集に対する思い入れの強さが感じられる。
私は1961年と1964年の録音が好きだ。最盛期の頃の演奏で、音に力を感じるし生気に溢れ、情感に満ちている。
手持ちのギター2重奏の楽譜をかき集めてみた。
最初に買ったのが高校3年生のとき、好楽社から買ったUNION MUSICAL ESPANOLA社のクエルバス-プホール編の楽譜だった。
大学2年生のとき、ブリームとジョンの2重奏の録音を参考にしながらイ短調でギター3重奏に編曲した。
これは大学マンドリンクラブの卒業演奏会で弾いた。
就職して東京へ出てきてからギラルラ社版の2重奏用の編曲(イ短調)を手に入れたが全く演奏する機会がなかった。
ギターで演奏する際にはやはり原曲の楽譜とピアノ演奏の録音を聴き、オリジナルからかけ離れないように留意することが必要だと感じる。
アリシア・デ・ラローチャの演奏は基本に忠実でありながらスペイン人によるスペイン固有の音楽が伝わってくるかのようだ。
ブリームとジョンの録音もリンクを貼り付けさせていただく。(レント・アッサイが速すぎ?)
Danzas espanolas, Op. 37: No. 2, Oriental (Arranged for Two Guitars by Julian Bream & John...
練習開始前の待ち時間で同じギターパートの方と話をしているうちに、グラナドス作曲「スペイン舞曲第2番(オリエンタル)」の話題となり、1970年代の終わりごろにジュリアン・ブリームとジョン・ウィリアムスが2重奏で演奏したオリエンタルをお互い聴いていたことが分かった。
私が聴いたのは高校3年生のとき、FMラジオからデータに録音したものだ。
長い間この2人の2重奏はYoutubeでも探し出すことが出来なかったが、昨日偶然にもこのライブ録音が6年前に投稿されているのを見つけた。
原曲はピアノ独奏曲。
私は20代の後半の頃、アリシア・デ・ラローチャ演奏の1954年の録音をCDで聴いたのが最初だったと思う。
これが彼女の最初の録音ではないかと思う。
No. 2. Orientale
その後彼女が録音した音源をYoutubeで探してみたら、意外にも結構あることが分かった。
次が1961年の録音。これも最近見つけた。
Granados: Spanish Dance No. 2 (Oriental) - Alicia de Larrocha, 1961 - MHS 1518
その次が1964年。
12 Danzas españolas: No. 2, Oriental
そして一番流通し、知られている録音がデッカから1982年にリリースされたもの。(CD所有あり)
Granados: 12 Danzas españolas, Op. 37 - 2. Oriental
最後が1995年にRCAから出た録音。(CD所有あり)
Enrique Granados - Oriental, par Alicia de Larrocha
少なくとも5回録音しているわけで、ラローチャのこの曲を含め12のスペイン舞曲集に対する思い入れの強さが感じられる。
私は1961年と1964年の録音が好きだ。最盛期の頃の演奏で、音に力を感じるし生気に溢れ、情感に満ちている。
手持ちのギター2重奏の楽譜をかき集めてみた。
最初に買ったのが高校3年生のとき、好楽社から買ったUNION MUSICAL ESPANOLA社のクエルバス-プホール編の楽譜だった。
大学2年生のとき、ブリームとジョンの2重奏の録音を参考にしながらイ短調でギター3重奏に編曲した。
これは大学マンドリンクラブの卒業演奏会で弾いた。
就職して東京へ出てきてからギラルラ社版の2重奏用の編曲(イ短調)を手に入れたが全く演奏する機会がなかった。
ギターで演奏する際にはやはり原曲の楽譜とピアノ演奏の録音を聴き、オリジナルからかけ離れないように留意することが必要だと感じる。
アリシア・デ・ラローチャの演奏は基本に忠実でありながらスペイン人によるスペイン固有の音楽が伝わってくるかのようだ。
ブリームとジョンの録音もリンクを貼り付けさせていただく。(レント・アッサイが速すぎ?)
Danzas espanolas, Op. 37: No. 2, Oriental (Arranged for Two Guitars by Julian Bream & John...
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます