緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

冨田勲作曲「リボンの騎士」オープニングテーマ曲を聴く

2018-03-17 23:58:16 | アニメ
1970年前後に、集中して日本のアニメ史上、最高傑作と言えるアニメ作品がたくさん制作された。
先日紹介した梶原一騎の「タイガーマスク」もその一つであるが、手塚治虫の「リボンの騎士」も少女たちの大人気作品だった。
当時、私は小学校に上がるか上がらないかくらいの年頃だったが、兄・私がタイガーマスクや仮面ライダー、ウルトラセブン、姉がこのリボンの騎士、父がナイターと、壮絶なチャンネル争いの日々だった。まだ白黒テレビの時代だ。
姉はとくにこの「リボンの騎士」に熱中していた。
そしてこの「リボンの騎士」のオープニングテーマ曲の作曲者があの冨田勲氏だったのだ。
この「リボンの騎士」のオープニングテーマ曲、懐かしい。
1回聴いたら絶対忘れられないほどの強烈なインパクトを持つアニメ界の名曲だ。
この時代のアニメは今では考えられないくらい、ストーリーもテーマ曲も超一流だった。
今のアニメを絶賛する方は是非見て欲しいし聴いて欲しい。
その違いを感じて欲しい。

リボンの騎士opning
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6 コメント

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Unknown (ポンセ)
2018-03-18 03:57:13
昔のアニメは良いですよね。子供の頃のいろんな思い出が甦ってきて心が和みます。その頃の時間や空間、忘れていた何かが湧き上がってくるような。夜7時くらいに、家族団欒で晩御飯を食べながらアニメを皆で観ていたな、その時に母が作ってくれたカレーはおいしかったな、両親もまだ若く、自分も幼かったなあと感慨深くなります。音楽や映画も同様にそのような力がありますね。

私は今のアニメはあまり見ていなかったのですが、京都アニメーションの作品だけは好きで観ています。高校の吹奏楽をテーマにした響けユーフォニアム、ほろ苦い学生生活を描いた氷菓、現在放送中のヴァイオレットエヴァーガーデン等など大人も充分に楽しめる作品があります。劇場版かと思わせる程の作中のクオリティ、作画、音楽、構図、光の入りなどを工夫を凝らした撮影など、現在のアニメの中で、トップレベルの作品性を持っていると思います。これらは是非とも見てみてほしい作品です。
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Unknown (緑陽)
2018-03-18 21:57:46
ポンセさん、はじめまして。コメント下さりありがとうございました。
おっしゃるように、子供の時に見たテレビのワンシーンや主題歌を聴くと、同時にその時の生活のシーンを思い出させますね。
タイガーマスク以外にも巨人の星とか赤き血のイレブンとか面白くて夢中で見ていました。
アニメ以外にも子供向け番組にはとても面白く、わくわくするものがたくさんありました。
あの時代ってその意味ではとても恵まれていたと思います。
今のアニメは殆ど分かりませんが、宮崎駿監督のものなど有名なものはときどきテレビで放映されたときに見たことがありますが、今一つ強烈なインパクトに欠けるように思います。ある意味で無難というか。
タイガーマスクの戦いのシーンは現代では絶対に放映禁止です。お母さんたちが許さないでしょう。
しかしギリギリ限界まで表現したことで、凄みというか見る者に対する真剣勝負のような強烈なインパクトを与えたと思います。
不思議に昔の親たちは何も言わなかったです。
ご紹介下さったアニメは今度見てみたいと思います。
ありがとうございました。
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Unknown (Tommy)
2018-03-21 20:53:01
リボンの騎士とはどこかで聞いたことはありましたが
テレビアニメの走りでしたか。

私の家は残念ながら高校時代までテレビもない生活
だったので見ることはなかったです。

しかし、最近のアニメ映画は時々見ています。
夢があっていいですね。
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Unknown (緑陽)
2018-03-21 23:44:59
Tommyさん、こんにちは。コメント下さりありがとうございました。
時代は高度経済成長期でした。
少年向けのアニメの他、ウルトラマン、仮面ライダー、キカイダーとか、ゴジラ、ガメラ、サンダーバード、マグマ大使など現在でも耳にする番組が同時期に放映されており、その時代は恵まれていたと思います。
時代を反映してか、アニメは根性ものとか、困難と戦い乗り切ることをテーマにしたものが多かったように思います。
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Unknown (セゴビアとブリームが好きな30代)
2018-03-22 17:54:56
私が衝撃を受けたアニメはデビルマンですね。特に終盤は凄まじかったです。最近のアニメで素晴らしかったのは、昭和元禄落語心中です。以下おおまかなあらすじです。

落戦前からバブル以降まで、細やかな表現を特徴とする孤独・孤高な男と対照的な立場・才能の持ち主とが同門で出会い、落語の将来不安とそれぞれの芸を追求する流れの中で、同門関係・色街と男女・疑似家族・ファン・などの周辺が絡まりながら、男達の話芸・落語への存在のかけ方が描かれる。

話は江戸落語界で昭和後期の名人と弟子の出会いに始まり、名人の孤独の形成される過去話となる戦前から戦後に飛び、もどって昭和終わりのバブル前後、明白となった落語衰退時期へとつながり、名人の孤独・孤高な芸風と生き方と落語界の衰退とがより強く関わり合う。

「落語を巡る愛憎劇に高座の巧みな描写を織り交ぜた清新な表現に対して」2017年 第21回手塚治虫文化賞新生賞 を受賞。

音楽や文学、映画、芸術など、良き作品との出会いは胸躍る喜びがあります。つまらない作品が乱立する一方で、本物の作品も確かにあるようですね。やはり、作る側の人間性が大切なのだと思います。私もギターを弾く上で、技術や音楽だけでなく、いくつになっても自分自身の人間性を磨いていきたいと思う所です。
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Unknown (緑陽)
2018-03-22 22:50:27
セゴビアとブリームが好きな30代さん、こんにちは。コメント下さりありがとうございました。
デビルマンの名前は知っておりましたが、番組は見ませんでした。
デビルマンもご紹介下さった昭和元禄落語心中も観てみたいですね。
良き作品との出会いは胸躍る喜びがある、全く同感です。
おっしゃるように本物といえる作品は、創作した人の人生そのものですね。その生き様に感動するのだと思います。
実際に会わなくても、その作品を通して創った人と精神的な交流が出来る、そういう楽しみというか、喜びが確かにありますね。
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