緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

勘違い、実は玉切れではなかった(ヘッドライト)

2022-05-04 23:55:10 | 映画
先日のマンドリン合奏の練習の帰りに、去年の9月に買い替えた車(4輪駆動車)のヘッドライト左右4個のうち内側の2個が点灯していないことに気が付いた。
そもそもこの車のヘッドライトが点灯している姿をそういえば未だ一度もまじまじと見つめたことはなかった。

これは玉(バルブ)切れだと思った。
まずこの車に合うバルブはどんなものでホームセンター等で売っているのかネットで調べる必要があった。
あとは交換方法だ。
これもネットで調べたら1件だけ、簡単に写真入りで説明している記事があったので、まずはこれを参考にしながら交換できそうだと思った。

その後もしかしたらヘッドライトのヒューズが切れたのかもしれないと思って、ヒューズボックスの中のヘッドライト用のヒューズを外して目視確認したが、ヒューズは切れていなかった。

そもそも2個とも同時に切れるなんてあるのか?。
今までの経験では同時両方というのはない。
そこでまた色々ネットで調べて見たら、この車のヘッドライトは、外側2個がロービーム、内側2個(大きい方)がハイビームという使い分けになっていることが分かった。
玉切れだと思っていた内側2個のライトは実はハイビーム用のライトで、普段は点灯させていないのだ。







何だそういうことだったのか。
取扱説明書には書かれていなかったので、余計な回り道をしてしまった。
それにしてもロービームは小さいライトだ。色もオレンジ色で視界は暗い。

この車の前までずっと乗ってきたスズキの小型4輪駆動車のヘッドライトは左右2個で、シールドライトだった。



つまり内部が密閉されているのでガラスを外して中のバルブを交換できなかった。
切れたらヘッドライトを丸ごと交換しなければならなかった。
しかも製造中止の車両なので、ヤフオクで中古部品として出品されているのを買って手に入れるしかなかった。
このヘッドライトも色はオレンジ系で暗かった。
同乗者からずいぶん暗いね、と言われたことがあったが、古い時代の車は多くがこうだった。

切れた時に交換できるよう今までにストックしておいた中古のシールドライトは5個くらいあるが、車を変えたので無駄になってしまった。
他にもサイドミラー(中古)やワイパーモーター(中古)、プラグコード(未使用)などが残っている。
ヤフオクで売っちゃおうかな。

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社外ステアリング交換(番外編)

2022-05-04 22:02:42 | 
先日、結構な値段(2万円台)で数か月待ちで購入したイタリア製のステアリングを、試行錯誤のうえに無事装着完了するまでのプロセスを記事にしたが、装着完了してから数日後に異変に気付くことになった。
ホーンボタンのロゴマークの位置がずれていたのである。
ホーンボタンは嵌め込み式であるが、はめ込んだ後は固定され、動かないものだと思っていた。
ホーンボタンを触ってみたら、何と回転する。
回転するだけならまだましだが、ボタンを持ちあげたら何の抵抗もなくステアリングから外れてしまった。



試行錯誤をしながらやっとのことで装着できたというのに、ボタンが簡単に外れてしまっては苦労した甲斐がなくなってしまう。
これにはいささか落胆した。
ボス径がボタン径よりも3mm小さいと思い込み、現物合わせせず、ボタンの固定爪の下半分を削ってしまったのが原因だったのかもしれない。
簡単に外れないように何か細工しようかと思ったが、接着材などを盛ってもその接着材が外れてボスの中に入り込む心配があるので、こういう安易な対策はしない方が良いと思った。
そうなると残りの選択肢は新品のホーンボタンを買って付け替えるということになる。

ネットで調べたら代理店ではない店で結構高い値段で販売しているのを見つけ、これを買うことにした。



今日その新品のホーンボタンが届いたので、炎天下の中、交換作業を行った。

まずバッテリーのマイナス端子を外し、ステアリング固定ボルトを回してステアリングを取り外す。



ホーンボタンを外したボス。



新品のホーンボタンをまずステアリングに嵌め込み、次にホーンボタン裏側のプラス端子にホーン配線を接続、そしてステアリングをボスに位置合わせしてから再びホーンボタンを押し込み、固定ボルトで固定する。



バッテリーのマイナス端子を接続し直し、ホーンが鳴るか確かめる。
何とボタンを何度押しても鳴らない。
多分、アースが取れていないからだ。
ステアリングを再び取り外し、ホーンボタン側面から出ているアース用の針金を目視で確認する。



すると針金の左片側部分のホーンボタンケースの樹脂が完全に削れていないため、アース用針金が左右で傾いていることが分かった。そこで左側樹脂の溝をヤスリで削って拡げることにした。





十分に削ってから再びステアリングとホーンボタンを装着。
ボタンを押して鳴るかどうか確認。
今回も音は無情にも出てくれない。

何が原因か? 多分、アースを取るための針金が十分に出ていないために、ボスに接触していないためだと思われた。
そこで針金を出来るだけ引き出して、固定する位置も前回と変えてみた。ボルト2本でまず仮止めする。
今度は上手くいくか?。

結果は鳴ってくれた。やれやれだ。
位置がずれないよう急いで残りのボルトを締めて固定する。



スーパーまで走らせ、スーパーの駐車場でボタンを押してみたらちゃんと鳴ってくれた。まずは一安心。
しかし、また緩んでくる可能性もある。
多分、今まで付いていたナルディのステアリングのホーンボタンを固定するフランジのような金具が無いと、ホーンボタンを完全に固定することは出来ないのはないかと思う。
このフランジは以前はアマゾンで販売されていたが現在はアマゾンでも代理店でも扱っていない。

もしアースがずれて、ホーンが鳴らなくなってしまったらどうするか。
針金の先端に何か金属のものをくっつけるか巻き付けるかして、接触を保持できるようにするか、何かしら手立てはあるがずだ。
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木製弦止めを試してみた

2022-05-04 21:00:24 | ギター
今まで様々な材質の弦止めを試してきた。
象牙、牛骨、アルミ、真鍮、銅、樹脂(2種類)などだ。
金属製のものはパイプ状の形状、象牙、牛骨製はチップ状の形状が多い。

金属製のうち真鍮製のものは弦が突然切れるというアクシデントがあったため、使用は1回で止めた。
あと樹脂製のうち硬質な樹脂を用いたものは弦を固定する構造に問題があるのか、弦と楽器の表面板とが接触し、結構な傷を付けてしまった。
またチップの中には形状が楽器のブリッジと会わず、チップの断面とブリッジの側面とが密着出来ないものがあった。
このように弦止めは取付ピッチなどで楽器との相性があるので、まずは1個のみ取り付けてみて構造上合わないと思ったら使用を止めた方が無難だ。
わずかの傷も許せない方であるならば、弦止め自体、使わない方が良いかもしれない。

そもそも弦止めのメリットとは何なんだろう。
多分、弦高を下げるためにサドルを限界まで削った結果、サドルとブリッジ間の弦の角度が平行か平行に近い角度となってしまい、サドル上で弦が動いてしまう場合に、いくらかでも角度をもたせてサドル上の弦が動かないようにするためにある場合とか、サドルの高さに余裕があっても弦のテンションを少しでも高めて張りのある音を出したいというようなニーズに応えるものではないかと思う。
スペインのベルナベのように弦止めを標準装備する製作家も出て来た。

今回、木製、黒檀(本黒檀ではなく縞黒檀だと思われるが詳細は不明)のものが売っていたので試してみることにした。
やや大きめの四角い形状で、弦を通す穴は他の弦止めと同じで、正面と背面の貫通穴、両側面の貫通穴の2種類の穴が空いている。
(装着前の写真をうっかり撮り忘れた)





装着した楽器は国産の古い楽器。
チップの底面が表面板に接地することもなく、装着は他の弦止めに比べてやりやすい。
1弦と2弦と4弦は抜け防止のため念のため2回よじった。
弦止めのなかには、弦を結んだ際に弦と弦が交差する部分が損傷し、そこから切れてしまうのではないかと懸念されるものもあるので、新しい弦に交換する際には今まで張っていた弦の先端部(弦止めに固定していた部分)の状態をよく確かめた方が良いと思う。
先端部分の損傷が大きければ、その弦止めの使用は万が一のためにも止めた方がいいかもしれない。

また弦止めによっては6弦を固定した際に、たるみが出来ていると、演奏中にそのたるみが突然解消されるとともに調弦が著しく狂ってしまう(音が著しく下がる)場合があるのでこれも要注意だ。
今回試した木製のものは6弦のたるみもなく装着できたのでこの点での心配はなさそうだ。

さて装着後の肝心の音の状態はどうか。
まず低音はこもりなどの発生はなく、装着直後から張りのある発音だった。
しかし高音はかなりのこもりが見られた。
ただどんな弦止めでも新品のナイロン弦に交換した際は1,2日はこもりが解消されないものであることは経験上分かっていたので、これはある程度想定内だった。
しかし常に調弦状態で演奏していると徐々にこもりは解消されてきた。
装着から約6時間後、かなりこもりは無くなっている。

この時点で、試しに録音してみた。
1曲目はいつものアンダルーサ。
使用楽器のレゾナンスがA#~Bなのであるが、この付近の音が強すぎるうえに音のバランスの悪さが如実に出てしまっている。
とくに冒頭部分。
2曲目は最後のトレモロ。
これはそうでもないが、高音はこの楽器のベストな響きにまで未だ至っていない。
転調直前に致命的なミスをした。

木製弦止め試し弾き録音① スペイン舞曲第5番アンダルーサ 2022年5月4日20:16

木製弦止め試し弾き録音② 最後のトレモロ 2022年5月4日20:32




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