世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

【有給14日目】手のひらサイズの宇宙

2023年11月22日 11時23分50秒 | Weblog
早起きをして二度寝ができず、思い切って起きることにした。

前々から気になっていた「銀座朝食ラボ」でちょっとゴージャスな朝ご飯をば。


50分のバイキング。趣向を凝らしたメニューが多々あって、大満足。
ごはんは「牡蠣ごはん」にした。風味豊かで美味しくておかわり。






ラスト10分でデザートへと突き進む!!



少し歩いて築地本願寺へ。
朝の築地本願寺、清らか。


オルガンの音色を聴きながら下の階へ。


久々にhideさんにご挨拶。
人事異動を打診された時、「ROCKET DIVE」に勇気づけられて躊躇なく羽ばたけたんだよ、ありがとう&病気の治療がんばるよ!って両手を合わせてご報告できた。

hide with Spread Beaver "ROCKET DIVE" POP JAM (1998.2.7 OA)


腹ごなしのために歩き、新橋の烏森神社へお参り。

祈る、祈る…とにかく祈るのだ!!


東京駅で下車。


昨日、クリスマスツリー目的で訪れた明治安田本社のドアに貼ってあったポスターの茶碗が気になって。
同館1階の静嘉堂文庫美術館で見られるらしい。しかも「世界に3つしかない曜変天目茶碗だよ、それ」と母ヨーコたんが教えてくれたので見に行くことに。





HPより
「曜変」とは、元来「窯変」を意味した言葉とされ、文献で「星」または「輝く」を意味する「曜」の字が当てられるようになるのは、15世紀前半頃からである。室町時代の文献『君台観左右帳記』において、「曜変」は、唐物茶碗「土之物」(陶製の茶碗)のうち、もっとも貴重で高価な茶碗として、分類格付けされてきた。福建省建窯の焼成品で、これは偶然の所産と見られている。
静嘉堂文庫美術館所蔵の曜変天目(茶碗)は、もと徳川将軍家所蔵であったものが、三代将軍・家光の時代、春日局を経て、後に淀藩主となる稲葉家へ伝えられたとされる。今日、世界中で現存する曜変天目(完形品)は、日本にある三碗のみ、京都・大徳寺龍光院、大阪・藤田美術館所蔵の各一碗と本碗で、すべてが国宝に指定されている。



撮影禁止。画像は借り物。


春日局も触ったのか、この茶碗!!内側がちょっとした銀河だった。吸い込まれるかと思った。
…模様が病理細胞っぽいなぁと思う自分にドン引きした…。

綺麗なんだけど怖い、という感覚を初めて味わった。
神秘的で見飽きることなく、何度も見てしまった。
(平日なので空いていた)


宋時代の他の陶器も滅茶苦茶かわゆい。
男子が101人描かれている器とか。


龍の躍動感がぱねぇ器とか。


正直、私は料理をしないので器のことはよく分からないのだけれども、添えられている解説文が丁寧だったのでそれなりに楽しめた。



茶碗のぬいぐるみが売られててビックマ!



有楽町駅まで歩く。





一旦、帰宅して横になる。疲れてしまった。
そしてまた電車に揺られて順天堂大学病院へ。
治療を終えて帰る時、偶然、廊下で天使先生に遭遇。
「あ!先生!こんにちは!」
「今終わったの?お疲れ~」
挨拶しただけだったけれど、とても癒された~。




限度額適用認定証のおかげで先日から無料で治療を受けている。ありがたい。
28日の注射による治療も無料!副作用が怖いけど、しゃーない。
標準治療という名のベルトコンベアに乗って粛々と進んでいる。


夜、同僚が近所まで来てくれたので一緒に飲むことにした。




二軒目はカフェ。マツコさんがテレビで褒めていたフレンチトースト。


病気になっちゃったことは嫌だろうけれども、時期的に最高のタイミングだったよね、と言われて腑に落ちた。
そうだよね。パワハラされていた時に病気が発覚していたら、こうして長期に渡る標準医療を受けるのにも休みをもらいにくくてビクビクしてしまい…結果、そんな私を目の当たりにする親はオロオロしていただろう。そう考えると、私はラッキーな人間なんだと思わざるを得ない。
っていうか、病気になるほどのパワハラってすごいなと今更ながら思う。どんだけストレスだったんだよ、と。

ま!今、幸せだから関係ないけどね!!あは!!!


それにしても楽しい時間だった。
久々に実家の家族、永山則夫クラスタ、コンビニ定員、病院関係者以外の人と話ができて刺激的だった。