世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

自己実現をめざして

2014年05月03日 22時54分23秒 | Weblog
縮毛矯正をかけに池袋へ。昨年10月にお世話になった店だ。
私がかける縮毛矯正はMr.ハビットという種類のものだ。
美容師の弟は「髪の結合をなくすなんて・・・」と言ってあまりMr.ハビットを肯定していないのだが、私はこれじゃないと駄目っぽい。弟は直毛←うらやま。

Mr.ハビット・・・その威力は強靭。「究極の縮毛矯正」と謳っているだけある。

私の髪は一本一本が本当にチリチリしている。そしてうねっている。両親とも癖毛だから仕方がない。
諦めつつもでもどうしても「なりたい自分」に近づくべく、努力は怠りたくない。
切磋琢磨、質実剛健。
私の卒業した高校のパンフレットには「自己実現をめざして」と大々的に出ていた。
髪質に自己実現もクソもないんだが、でも髪って、生活の質においてけっこう重要なファクターじゃね?

「癖を活かしたヘアスタイル」という特集を雑誌などでよく見る。私はどうもアレが好きではない。私が「ストレートロン毛至上主義」っつーのもあるが、癖を活かした結果のそのヘアスタイルを自分の頭に重ねて想像するとクラクラする。あまりにも好みではないからだ。髪を短くすると情緒不安定になるのは過去の経験で学んだ。私はストレートロングでないとアイデンティティが危機状態になる。

「なりたい自分」には貪欲でありたい。
たとえ相手がDNAだとしても。
自己実現という名の執着心だとしても。



Mr.ハビットをかけて暫くすると、かけた部分は多少手触りが悪くなっても、でも一応真っ直ぐのままだ。
しかし、新しく生えてくる毛は憎きDNAを享受した縮れ毛である。
髪は1ヶ月に1センチ伸びるらしい。前回より7ヶ月ほど経過していたので地肌から7センチはチリチリしてて、ここ1ヶ月ほどは取り扱いに窮していた。ハーフテールにしていたのだが、耳の上の髪が訳もなくモッサーと膨らんできたり、ヘアクリームをつけて横に流した前髪の根元が会社に着くころ「前髪クネ夫」というか野口英世ばりにモリモリっと盛り上がってくる様を見て、何もする気が起きなくなった。メンタル大打撃である。急に湿気が出てきた先週辺りから元気がなかったのはそのせいだ、きっと。ぜんぶ、雪のせいだ。


今回もOさんにお世話になった。同年代の女性なので悩みとか打ち明けまくる。
放置されている間は読書タイム。
今日は「金脈」を読了するべく、持参していたのだが、出された雑誌をチラ読みして結局読了できなかった。
雑誌・・・面白かった。普段読まないので新鮮だった。世の三十代の女性はこんな格好をするのか、こんなふうに生きているのかと大変興味深く読んだ。

毛先5センチを切って、表面に出ている枝毛を除去してもらい、全行程終了。
今日の施術時間はまさかの6時間!!
お腹が空いてしまった。
本じゃなくておにぎりを持参するべきだったか。
帰りはロッテリアで三段重ねのハンバーガーを食して一服。

一仕事終えますた。
仕上がり。
大満足。


バタバタと撮影したので乱れているが、実際はもっと綺麗。