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世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

母の手編みのセーター

2013年03月06日 | Weblog
母ヨーコたんは編み物が得意である。
小学校4年生のときから鈎針で編み物をしていたらしい。
結婚後、編み物の専門学校に行ったとのこと。
編み物は毛糸とのお喋りだとヨーコたんは言っている。



先日、整理をしていたときに、昔編んだセーターが出てきたらしい。
そういえば、私が幼い頃、冬はヨーコたんが編んだセーターを着ていた。


私にも妹にも、あの腕は伝承されなかった。
小学生の時、彼女に編み物を教えてもらった。
しかし、3平方センチメートルを編むのに2時間ぐらいかかり、諦めた。
人間、向き不向きがあることを、あのときぐらい悟ったことはない。

私は吉熊と会話できる能力があるからいいか。


このセーターも母ヨーコたんの手編み。


「働けば自由になる」

2013年03月06日 | Weblog
後輩女子Y子ちゃんと人事部の仕事のお手伝いをした。
彼女は産後の時間短縮勤務で働いている。
店長経験もあるしっかりした子で、育児・家事・仕事もフルにこなしている。
一昨年にはマンションも購入済みである。


明日からパートさんもこの業務に入るらしい。
二人体制のこの業務。
パートさんが入るにあたり、私かYちゃん、どちらかが抜けられるのであるが、彼女は子供を保育園に迎えに行かないといけないので残業ができない。
なので、抜けることを彼女に譲って差し上げた。
「え、いいんですか…?」
と、普段甘えることがない彼女が甘えてくれたことが嬉しかった。


そんなこんなでいっぱいいっぱいの本社。
でも昨日、心療内科医クマ医師に話を聞いてもらったせいか、今日はあまりイライラしなかった。


今日は図書館を休みした。
残業後、まっすぐ帰宅。
見たい番組があるのである。

100分de名著 フランクル“夜と霧”第1回“絶望の中で見つけた希望”
2013年3月6日(水)午後11:00~11:25/Eテレ(教育)


「夜と霧」は大学時代に読んだ。


著者ヴィクトール・フランクルは、強制収容所から奇跡的な生還を果たしたユダヤ人だ。精神科医だったフランクルは、冷静な視点で収容所での出来事を記録するとともに、過酷な環境の中、囚人たちが何に絶望したか、何に希望を見い出したかを克明に記した。

「働けば自由になる」
多くの強制収容所の門にこの文言が記された。




…なんだか他人事には思えないのだが。

まあ私の場合、「強制」されているわけではないが。

文句を言ってもきっとあの会社は変わらないのだろう。
やるしかない。
毎日できることをコツコツやるしかないのだ、きっと。










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