世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

「星野富弘花の詩画展」

2021年05月23日 23時48分30秒 | Weblog
10時半に起床。ノンストップで熟睡できた。
カーテンを開けるとキラキラした光が飛び込んできた。
休日の晴れって久しぶりでテンションが上がる。

午後、お出かけ。
東京駅で奇跡的にニューヨークパーフェクトチーズをゲットした。
いかなるときも売り切れているお菓子である。
私の大好物。





銀座の教文館へ。
星野富弘さんの詩画展に行った。
中学時代に国語の教科書に載っていた「鈴の鳴る道」を知って以来、星野さんのことはずっと胸にある。
大学生のときには群馬県の「星野富弘美術館」にも行った。

群大を卒業して教師になりたての頃の事故で手足の自由を奪われても口を使って様々な絵と詩を生み出した星野さん。
どの作品も優しい風となって胸の奥に吹き込んでくる。
今日、私の心にも花が咲いた。




この作品の前で涙が止まらなかった。

お父さんを亡くした心境が痛いほど伝わってくる。

両親にできるだけ感謝や詫びの気持ちを伝えていこうと思った。


会場内にあるモニターに星野さんのドキュメンタリーが流れていた。
入院中にイライラしてお母さんに当たってしまった様子が印象的だった。
お母さんに食事をさせてもらっている時、汁が顔にかかった。
お母さんの顔にご飯を吐き出し「チキショウ。もう食わねえ。クソババア」と言ってしまったこと…。
ご飯粒を拾いながらお母さんは泣いていた。
大勢の人の愛、とりわけ母親の無私の愛に、人は長い時間かかってようやく気がつくのかもしれない。

愛に包まれた優しい詩画展だった。
見終えた後にアンケートを書くのだが、書きながら涙が止まらなかった。マスク、ぐっしょり。


[NEWS] 「富弘美術館 開館30周年」銀座 星野富弘花の詩画展2021 開催中|CGN FOCUS





銀座を歩く。
今日は天気がいいので気持ちがいい。



五右衛門でパスタを食した。


欲張りなので「ハーフ&ハーフ Aセット」

★炙りたらこバター


★たっぷり海老とモッツァレラチーズのトマトクリーム


どちらもとても美味しかった。




日比谷公園を散歩。
心療内科の待合室にあるモニター的雰囲気(癒し)。


天国みたいな庭。


薔薇が少しだけ咲いていた。



この花何だろう。
母もわからないとのこと。


紫陽花は梅雨のフラグを立てていた。


山吹の鮮やかさに心が躍る。


17時過ぎだけど、もう少し歩きたくて皇居に行った。


この空気、この日差し・・・この木が松の木ではなくてヤシの木だったら、ハワイと錯覚しそう。



自分の影をパシャリ。


二重橋。


帰ろうかと東を向いたとき、見上げた先に上弦の月が浮かんでいた。
真っ白で綺麗だった。






東京駅に到着。


東京駅前ではウエディングフォトをしているカップルがたくさんいた。
重厚感があって映えるからな、東京駅。
カップルは20組ぐらいはいたかも。
天気がいいのでよい出来栄えになったのではないだろうか。

何度も言うが、本当にいい天気の一日だった。
暑くもなく寒くもなく湿度も低い、奇跡的な陽気。
おかげでリフレッシュができた。

ニューヨークパーフェクトチーズを食べつつ新しい一週間を乗り越える!