世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

不朽の名作

2021年05月14日 23時51分11秒 | Weblog
今日も忙しかった。

東にポットの電気コードが壊れた部署があれば
ネットでコードを手配してやり

西に制服が入らないスタッフあれば
可及的速やかに手配をし

南に印鑑の納品あれば
経理で清算したのち部署ごとに送り

北に退職する人があれば
つまらないからやめるのかなと思い

一日が終わった。


夕食は餃子。




3倍ものにんにくが入ったタイプの餃子もあって、今日はそれを食べようかなと考えていたのだが、なんだか怖気づいてやめた。
でも普通の餃子もじゅうぶんに美味しい。
餃子を食べているときが一番幸せ。


一旦帰宅して、買い物をしにスーパーへ。
その後、時間を確認して今日のメインイベントの会場へ。
イベントというのは、国際宇宙ステーションを見ること。
会場は、外飲みの人、見回りの警察官でカオスな広場だ。

20時29分、南西の空を凝視。

地球から400キロ離れたサッカーコートと同じ大きさの国際宇宙ステーション。
小さくとも強い光で夜空を横切っていき、その神々しさに今回も思わず手を振ってしまった。



宇宙に興味がない妹も甥っ子と一緒に見たもよう。
その動画が家族のグループLINEにUPされた。
4歳の甥っ子は国際宇宙ステーションを見て
「鉄道?鉄道なの?」
と妹に尋ねていた。
甥っ子は何を見ても電車に見えてしまうようだ。

妹の肉声も入っている。
「なんかよくわからないけど、すごいねー」
とのこと。

急いで風呂に入り、テレビをつけた。
飲み仲間のグループLINEで、金曜ロードショーの「タイタニック」の話題で盛り上がっていたので私も見た。
学生時代に映画館で観てからもう何度も見返している。

号泣しつつも、今回の鑑賞では、終盤の主人公たちの背後や頭上にある星空ばかりを見てしまう。
あまりにも美しいのと、やはり、はやぶさ帰還で宇宙好きになったのも要因なのだろう。


あと、一昨年の台風の際、避難勧告が出るか出ないかのときに、「私はこの買ったばかりのマンションと共に沈む。タイタニックのスミス船長のように」と静かに覚悟したこととか思い出した。


余韻が強く残っている。
嗚呼、改めて不朽の名作なのだと実感した。

映画『タイタニック 3D』予告編