世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

懐古…春

2013年04月03日 23時00分04秒 | Weblog
様々な春を体験してきた。

小学校1年生
→飯島先生と言う優しい先生が担任だった。
今までの幼稚園とは違う環境になかなかなじめなかった。
淡い色のワンピース、名札、登校時に被るヘルメット、さんすうセット。
校庭の築山のトンネルが好きだった。


小学校3年生
クラス替え。担任が若くて厳しい女性の先生に。
「給食を全部食べないと全員昼休みが無くなる」というルールが死ぬほど辛かった。
偏食が多かった私。「これから2年間は地獄になる」と直感が走ったあの春。予想通り、いつも給食が全部食べられず、男子に「誰かさんのせいで今日も昼休みが無くなっちゃった」と詰られて、泣きながらだらだら給食に向き合うという暗黒の2年間になった。給食完食ルールには毎日絶望を抱いていたが、わたという今も仲が良い友達に巡り合えた。


中学1年生
担任はツネヲという30代の男性。ちょっと変わった水瓶座のB型。
小学校時代とは違い、周囲から「大人なんだから」と言われるのが嫌だった。
今でも大なり小なりの責任を課せられることには拒否感を抱いてしまう。
制服、学生鞄のにおい、校則。


中学2年生
クラス替え。
担任は再びツネヲ。
英語の先生が怖いと噂のT先生になった。
彼に嫌われたくなかった。
それがいつしか恋心に発展するのだから、女子中学生の心理とは不可解である。


中学3年生
クラス替えなし。
「来年の今頃は高校生なんだ」と思うと寂しい気持ちになった。


高校1年生
私の進んだ高校は学区が広く、小山や壬生、野木や間々田、真岡から来る子もいた。
様々な文化が入り混じり、なかなかなじめなかった。
初めての電車通学に心が躍った。一人で電車に乗る自分を「大人じゃん」と思ったりもした。
当時は山田詠美の小説が好きで、「放課後の音符」などを読んでいた。


大学1年生
埼玉の私大へ。
超遠距離通学。通学中はウォークマンで小室さんの音楽を聴きまくっていた。林真理子先生の小説にどっぷりとハマった。
桜の花が散ったあと、葉桜の芽生えを感じながら高校時代の友達のことばかり考えていた。
そんな中、ゼミで一緒だったハナちゃんや潤一君に巡り合った。キャンパス内でかくれんぼとかした。


大学3年生
就職活動開始。
当時はネットを使用した就職活動ではなく、エントリーシートをひたすら書いて、企業説明会に潜入し、運が良ければ面接、そして内定…というシステムだった。
リクルートスーツ、黒い革バッグ、パンプス、プラウディアのファンデーション、ピエヌの口紅。
大学のラウンジでの話題は専ら就職活動の話で持ちきりだった。ついこの前までは互いの彼氏や彼女の話ばっかりをしていたのに。



社会人1年生
初めての一人暮らし。
上京する際に母が持たせてくれた日用品に囲まれ、おままごとみたいな新生活が始まった。
希望した会社に入社。新卒研修は楽しかった。
店舗に配属。…一気に鬱に。…やっぱ私には販売は合わなかった。


本社勤務1年目
一年弱の店舗勤務の後、本社の総務部へ異動。
女特有の人間関係(体育会系、店長が元ヤン)に疲れた私は、本社の人々の優しさに感動した。
女性の先輩がみんな優しい!!
そして、吉熊上司との出会い。
総務部及び他の部署の人たちで毎週のように飲んだ。ブルーシートを用意して公園でお花見もしたっけ。



数年後…今。

春…ちょっと過去を振り返っている。


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春の嵐

2013年04月03日 22時52分24秒 | Weblog
今日も雨。しかも、強風。一日中、風の唸りを聞きながら、仕事をした。
そういえば、昨年の同日も爆弾低気圧が発生した。
帰るとき、電車が止まってしまったので、後輩女子CちゃんととO 主任と居酒屋で飲むことになった。


新卒にやらせた確認テストのでき具合が非常に悪いらしい。
社長、超ご立腹。
春の嵐、ここでも吹き荒れている!
最高学府を出た彼からすると、このような事態は信じられないらしい。

私が教えた個人情報保護法のテストは皆よくできていた。

学生から社会人への切り替えって、やはり難しいのだろうか。



プチ残業後、今日も図書館へ。
眠い頭を励ましながら、問題を解いて間違えたところを覚える。
社会人から学生へのタイムスリップ。
勉強の仕方って、基本的に中学時代から変わらないものだなあ、なんて思う。


最高学府を出た社長だったら、秘書検定をどんなふうに勉強するのだろうか。
ふと、考えてしまった。
でも、きっと頭の構造が違うんだろう。
考えるだけ野暮かもしれぬ。