世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

新年度・同期の桜

2013年04月01日 23時02分31秒 | Weblog
新年度!おまけに週初めで月初!!祭りのように忙しい一日だった。
今日は新卒研修に出席。講師として壇上で暴れてきた。
「個人情報保護法について」

入社式の後の社長講和の後。
時間が押していて、早めに会場入りしたので社長の講和を聴くことができた。
語る語る…。
「社畜になるにあたって」いや、「社会人になるにあたって」という話。

いよいよ私の番。
社長に
「あなたの講義、観てましょうか?」
と言われたが笑ってごまかした。

さて。
すごすごと壇上に上がる。
「皆さん、ご入社おめでとうございます。私は経営管理室の○○と申します。今日は皆さんに個人情報保護法につきまして、簡単ではございますが、お話をしたいと思います」

…マイクの位置が、私のおでこ付近にあるんだが。
マイクの位置…高身長の社長に合せたままなんだ。
主催者の人事部は、矢沢永吉のようなマイクスタンド回しの実践を私に期待しているのだろうか。
最後にタオル、投げちゃうのか?

「少々お待ちください」
と言って、人事部女子にマイクの位置を調整してもらった。
それで若干動揺したが、今年はけっこう落ち着いて話せたと思う。
重要なポイントはゆっくり話し、普段私を甘く見ているっぽい人事部長を観返してやる勢いで臨んだ。
何より、大好きな吉熊上司に成長した姿を見せたかった。

自分、本当に頑張ったと思う。


「ではテストに移ります。レジュメを仕舞ってください」
と、テストを開始。

毎年恒例、
「皆さん。終わったようですね。では、不安なところ分からないところはレジュメを見ても良いですよ」
発言。

いぶかしる新卒。
「騙されているんじゃ」
「見てもいいって言われても…」
というふうな視線が可愛い。

「大丈夫ですよ。見ても良いんですよ」
と笑うと、どこからかクスクスと笑い声が聞こえてきて、全員、さっき仕舞ったレジュメを出して確認しはじめた。
嗚呼、新卒、かわいや~。


午後は月末業務を、夕方からは制服の試着会の立会。
店舗に配属される女性社員を対象にしたこの会。
「私、普段は7号を着用しておりまして。でもこの制服だと5号がぴったりなのですが。大丈夫ですか」
と訊いてくる新卒…やっぱり可愛い。
まだ研修1日目でまだみんなぎこちないが、これが研修最終日になると、同期同士の団結力が芽生えて、涙で別れる。
私もそうだった。
私の同期は殆どの子が退職してしまったが、いまだに仲がいい子とは連絡を取り合っている。
当社における同期の桜の絆は強固なのである。


残業後、全員分のデータをエクセルに入力し、明日、発注できるようにした。
ふぅ~。


今日から入社14年目。
ミレニアム入社を果たした日から丸13年が経過した。
早かったような、やっとのような。
13年前の自分にはできなかったが、今の自分にはできることがたくさんあるような、まだまだのような。

来年の自分は今年の自分よりワンステップ、高い位置にいられればいい。
新卒からピュアなエネルギーを貰い、過去を振り返り、そして前を見た。

さくら/森山直太朗



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