世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

ゲゲゲの花見

2011年04月10日 22時51分50秒 | Weblog
実家から両親が上京。妹・芋子の家の近くの多摩川沿いでお花見をした。川を縁取るように咲き乱れる桜。夢のような景色であった。天気にも恵まれ、絶好の花見日和だった。
駅から続く桜並木にまず感動。

多摩川に到着。





芋子が朝、ちゃんと席取りをしてくれていたのでベストポジションで花見をすることができた。そして団子まで買って買っておいてくれた。何もしない私みたいな姉を彼女はどう思っているのだろう。
母ヨーコたんの手作り料理を頬張る。サラダ、手巻き寿司、ウインナー。どれも美味しかった。



クマパパは酔っぱらって横に…。


終いには、家族全員で横になって青空を背後に咲き乱れる桜を見た。
たららん。

桜の天井!
何とも優雅。




吉熊もご満悦。
君はその瞳に、また一年分の桜を宿すんだね。



風が吹くと花吹雪が舞う。その度にどこからともなく、歓声が上がった。
花弁が団子に貼り付く様子も、いとおかし。



ぼちぼち行こうか、と片付けをして駅に向かう。
桜並木…桜が煙って見える。


芋子は夕方から飲み会があるので、彼女とは狛江駅前でバイバイした。来週から芋子は母とイギリスへ旅に出る。次回会うのは帰国後か。自転車をこぐ芋子をバスで追い抜きながら、なんだか急に寂しくなった。

私と両親はバスで調布駅経由で深大寺へ。両親と観光バス以外のバスに乗るのは初めてかもしれない。気分は原節子である(東京物語)。昨年、私たち母子を魅了したドラマ「ゲゲゲの女房」で度々出てきた深大寺。ちょっこし気になっていたのだがなかなか来る機会がなかった。念願が叶った。乗り過ごしてしまい、三鷹市役所の停留所まで行ってしまうというハプニングがあったが、なんとか深大寺に到着。
脳内BGMは「ありがとう」(いきものがかり)。




「亮ちゃんは本厄なんだからしっかりお参りしなね」
と、ヨーコたん。毎年厄っぽいんだけどな。
甘茶をかける。



テントで僧侶が甘茶を配布していた。これがまた美味しかった!奥深くて高貴な甘さは砂糖不使用とのこと。

深大寺はそばが有名。「ゲゲゲの女房」でも出てきた。そば屋が大変多い。お土産屋さんの軒先にもそば粉を使用したお菓子などがたくさん置かれていた。

(↑背中はクマパパのもの)

深大寺のふもとの池。
古都みたいな風情がたまらん。


信楽焼のタヌキさん。
ぽんぽこぽーん♪


そば屋「湧水」へ。
とろろそばを注文。
こしがあって風味豊かで美味しかった。


そば粉のスイーツもほんのりとした甘さでグー。


バスで吉祥寺駅へ。せっかく来たのだからと井の頭公園へ。相変わらずスゴい人混みであった。ナウなヤングが闊歩する様子に両親、びっくり。





電車に乗り、両親と別れる。
「早く寝なね」
と、母ヨーコたん。
若干お疲れ気味のクマパパは
「じゃあ」
と。

別れがたいが仕方がない。
ホームに立ち、電車が見えなくなるまで手を振った。

あと何回ぐらい、こうやって家族と桜を眺めることができるのだろうか。
考えると胸が苦しくなる。
だから一緒に見られるときは目に焼き付ける勢いで、全身で桜を感じることにしている。

また来年。
笑顔で桜を見られますように。


お花見~♪

2011年04月10日 14時09分08秒 | Weblog
多摩川沿いで、お花見なう。
風がそよぐと花弁が可憐に舞う。
綺麗。