世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

忍耐の種類

2010年05月26日 22時09分30秒 | Weblog
月末の締めと毎月恒例になっている書類を作成。それらをしながら、今日も社長にメールを送り続けた。
夕方、社長に書類を渡しにいった。彼は私の持っていたファイルに目敏く気づいたようで「それ、何ですか?」と質問してきた。
私の隠れた趣味にクリアファイル収集がある。書類を運ぶ間、少しでも楽しくなるように、博物館や動物園などで買い集めたものだ。今日は阿修羅展で購入した阿修羅像がプリントされたものを持ち歩いていた。
社長は阿修羅像について熱く語りまくった。
一昨日、私に対してきつく言い過ぎたと思っているんだろうか。


最近あまり眠れていない。寝付きが悪く変な時間に目覚めてしまう。そして本来の朝、なかなか起きられない。夜だけでも在庫過多のソラナックスを投入してみようかと思案中。

そんなわけで朝、なかなか起きられない私だが「ゲゲゲの女房」が観られる嬉しさで辛うじて布団から出られている。それだけ楽しみにしている。
あの番組を観始めてから、電車を2本遅らせている。
毎回最後のシーンを観終えるかどうかという瞬間にテレビのプラグを引っこ抜き、出際の確認(強迫性障害による)をして急いで家を出る。
出社時刻を遅らせてもどうしても観たいと思えるドラマだ。
水木しげる役の眼鏡男子を拝めるのもあるが、その妻との布美枝の仲良さげな雰囲気が良い。オープニングで二人がチャリを漕いで川べりを行くシーンがあるのだが、予てよりミスチルの「youthful days」のような「チャリを漕ぐカポー」にひどく憧憬を抱く身としてはたまらないのである。アンチ恋愛な私でもこの二人を見ていると「いいなあ…こういうカポー」と、うっとりしてしまう。脳内妄想というか。で、急に現実に戻り、駅までBダッシュする毎日だ。

先週は布美枝の実父がやってきて、ちょっこし感動した(布美枝の「ちょっこし」という言い方が実に可愛い)。
今週はしげるに怪しい女(漫画家の卵)が近づく。
布美枝ピンチ!
朝ドラっつーか、ドロドロとした昼ドラ的展開を期待してしまうでないの。

漫画描きのアシストをするというその怪しい女としげるの為に、布美枝は腕によりをかけて鍋料理をこしらえる。しかし「締め切り前の忙しいときにのうのうと鍋など食べてられるか!握り飯を作ってくれ!!」としげるに怒られ、布美枝、しょんぼり。

私だったら、夫婦関係破綻でしょうな。この時点で。
「じゃ、ご勝手に。アディオス!」
と。
その前に鍋料理など作れないので先方から離婚を突きつけられそう。

そうは言っても、社長の我が儘はちゃんと聞けるんだから不思議だな、自分。
『忍耐』できるか否かの種類(?)は、その人それぞれ、違っているのかもしれない。


そんなこんなで目が離せない「ゲゲゲの女房」

明日も楽しみだ。
コメント (2)

クラウドくん

2010年05月26日 21時27分31秒 | Weblog
こんなニュースが。

ツキノワグマ、今年も得意の棒回し 広島の動物園
(毎日新聞 2010年5月26日 20時43分)
木の棒を振り回すクラウド=広島市安佐北区の広島市安佐動物公園で2010年5月26日、北浦静香撮影 広島市安佐動物公園(広島市安佐北区)で、ツキノワグマ「クラウド」(雄、8歳)が今年も得意の棒回しを始めた。木の棒やバットを器用に振り回して人気を集める。
野生のクマが冬眠する時期は回さないが、暖かくなると再開するパターンを3年間繰り返している。運動不足の解消か、遊んでいるのかは不明。
ツキノワグマは5~6月が繁殖期。隣の檻(おり)で飼育されている雌2頭の目にも、クラウドの「雄姿」は映っているはずだが、恋が“空回り”に終わらないかは相性次第。【北浦静香】


嗚呼、クラウドくん。
この棒振り観たさに広島県の安佐動物公園まで行った2008年夏。
(2008年08月18日 「新たなる助走」)

クラウドくんとお母さんは、イノシシ用の罠に掛かった。
そしてお母さんだけ射殺された。
その事実を知ってから、この棒振りが私には寂しさを紛らわす行為に見えてしまう。

それにしても、なんて可愛いのだろう。

コメント (2)