世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

妹・芋子が描いてくれた私の似顔絵

2010年05月05日 23時32分42秒 | Weblog
旅行中、妹・芋子が描いてくれた私の似顔絵。
似てる!!!

デジカメで撮影したらちゃんと顔認識した!
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没後10年 小倉遊亀展

2010年05月05日 22時26分03秒 | Weblog
両親と妹と一緒に宇都宮美術館に行ってきた。
ここは私が宇都宮で一番好きな場所だ。
静かで高貴な雰囲気がたまらない。
「宇都宮の山の手」豊郷台の頂きにある宇都宮美術館。
新緑が目にしみるほど鮮やかだった。





山吹も綺麗に咲いていた。


今日の目的は「没後10年 小倉遊亀展




小倉遊亀
1895年に滋賀県大津市に生まれ、2000(平成12)年に105歳で世を去った日本画家。大正から平成にわたるおよそ80年の画業の中で同時代の女性像や静物を、力強い構成と鮮やかな色彩で生き生きと描きだした。鋭い観察眼と豊かな感性でとらえたその世界は今なおみずみずしい輝きを放っている。
遊亀は奈良女子高等師範学校(現在の奈良女子大学)を総代で卒業、25歳の時に安田靫彦に入門し日本画家の道を歩み始めた。日本美術院を活動の場とし、67歳で日本芸術院賞、85歳で文化勲章を受章するなど戦後の日本画界に大きな足跡を残した。

本展覧会は、遊亀の没後10年にあたり、初期から最晩年までの作品、下絵、挿絵等約100点でその画業を回顧するものだ。



2002年、東京国立近代美術館で見た「浴女 その一」を観たときからずっと小倉遊亀の絵が好きだ。

「浴女 その一」
湯の中のタイルの歪みっぷり!見ているとクラクラするぐらいリアル。静かな様子で佇む女性二人が湯の動きを大きく見せている。



「舞う」
山種美術館(2008年09月21日「咲き定まる」)で見た。舞妓さんの初々しいくも凛とした様子が良い。余白の使い方が絶妙。



「美しき朝」
婦人が着用している洋服の質感をも表現した緻密さに溜息が出た。
朝の清清しい光と空気も味わえる。
右手の黄色い花と奥行きのある左手後方の構図が秀逸。



宇都宮美術館コレクション展
「大家族」(マグリット)
宇都宮市の名誉市民!!



「中州月夜の図」(高橋由一)
高橋由一ったら「鮭」だけれども、このような風景画も素敵だと思った。
神秘的で絵に吸い込まれていきそうだった。


全て見終えたあと、美術館に併設されている喫茶店に入った。以前ここはイタリアンレストランであった。
両親と私はホットドックを頼んだのだが、ホットではなかった。
冷たいパンに冷たいソーセージが挟んであるだけ。
ホットドックはホットなんじゃね?という疑問は、やがて怒りになり、「温めてください」と店員さんに依頼した。我が家の人々は食に対して神経質ではない。出されたものは静かに食べる人種なのであるが、冷たいホットドックはどうしても許せなかった。やがてレンジでチンしたようなぬるいホットドックがやってきた。
たぶんもう二度とここには来ないというのが家族の一致した意見だ。

夕方、家族で焼肉。


妹と20時過ぎの電車で東京に帰った。
あんだけ楽しみにしていたゴールデンウィークも終わってしまった。
切ない…。
今年はとても充実していたように思う。

ココロもリフレッシュできたので、明日からまた頑張ろう!!
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