晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

地域の和

2015-02-22 22:27:22 | Weblog
 小さな町内会の中から婦人会の存在が消滅してどれくらいになるでしょうか。
やはり町内での女性の役割も大切だということで<女性部>として組織されています。
 この女性部の親睦旅行が行われました。女性達は心の洗濯です。
誰でも参加出来ますが、やはり50歳代半ばから60歳代が中心となります。家庭もまずまず留守が叶い、自分自身が健康であるからだと思われます。

 早朝から山陰へ向かいバスは出発。島根・大根島、足立美術館です。
     
   
今年は雪を見ることも無かった岡山県南です。
 蒜山までくれば別世界で、大山も雪をかぶっていますが大地は春が近いことを感じます。
 大根島<由志園>は牡丹と高麗人参の地です。藁帽子をかぶった寒牡丹が清楚です。
 昔は岡山へも、ここ大根島からおばちゃんが大きなカゴを背負って牡丹の苗木を売りに来られていた事を思い出します。当時は1000人もの行商さんがいたそうです。
 広い庭園を散策し、目の覚めるような假屋崎省吾さんの作品が多数並ぶ由志園でのひととき。
 忘れてはならないお食事は、中高年女性にやさしい<お茶漬け>
 上品な寄せ鍋には、クコの実と、ちょんぼり高麗人参の細根が入ってました。健康になったみたい。
 その後、名園と名画の足立美術館へ
    
 山陰は山陽側からは距離的にも身近な観光スポット。しかし、なかなか足を運ぶことが出来なかった足立美術館です。
 展示名画はもちろん、窓枠の庭園もみごとな名画です。
 予報では、山陰は春先の気温になるだろうと・・・その通り寒さもない今日でしたが、窓越しに観る日本庭園の雪景色も見たかったものと欲張り心でございました。

 こうして地域の人々との一日。高齢者となってもこの良き地域の和の中で健やかにありたいものと思った日です。

  < 春近く 洗濯後の 爽やかさ > 
コメント (9)
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