晴乗雨読な休日

休日の趣味レベルで晴れの日は自転車に乗ってお出かけ。雨の日は家で読書。

ダレン・シャン 『ダレン・シャン』

2009-05-01 | 海外作家 サ
よく行く某大手古本屋(ブックオフです)の、海外書籍の棚には、ハリー・ポッター
と並んで、この「ダレン・シャン」が置いてあるのですが、正直、市価の半値では
読む気にならなかったのが、この前行ったらシリーズ1~3巻セットで150円と超
お買い得価格で販売していたので、迷わず購入。

いちおうジャンルは、ファンタジーにホラーが合わさったようなもの。登場人物は
バンパイアに狼男といった、「怪物くん」状態。
主人公の少年ダレン・シャンは、クモ好きでホラー関連好き。ある日、学校の仲間
でホラー好きのスティーブから、町に来ているサーカスに誘われます。そのサーカス
は「異形のサーカス」というもので、ホラー好きの食指を動かす内容。
手で走る男、ひげを自由に伸ばせる女、クモを自在に操れる男、狼男、電球や皿など
食べる男などが登場。

ダレンは後日、サーカスのテントに忍び込み、バンパイアのクモを盗みだします。
家に連れ帰って、芸を仕込み、それをスティーブに見せようと家に招待しますが、
クモは芸の途中、スティーブに噛み付いてしまい、スティーブは倒れて意識不明。
直す方法を聞きにダレンはバンパイアのもとに行くと、バンパイアはダレンに、
バンパイアになり付き人として行動することを交換条件として、薬をあげると言うの
です。
友達の死をとるか、自分がバンパイアになるのか、ダレンは悩みますが・・・

結果、ダレンはバンパイアから血を分け与えられて半バンパイアとなり、旅に出る
ために一端死んだふりをして、あとで墓場から掘り出してもらい、付き人として暮ら
していくのです。

バンパイアとは複数いる存在で、固有名詞であるドラキュラとは違うらしく、さらに
ニンニクや十字架は大丈夫、日に当たると死んでしまうほどのことでもなく、杭を
心臓めがけて刺せば死ぬのは人間と同じで、それをいうなら車に轢かれても銃で
撃たれても死ぬし、溺れ死ぬこともあります。
人間の血を吸うのですが、致死量の血は吸わず、ほかの食事もします。

その後ダレンは付き人として、バンパイアの人間の血を吸う手助けをしたりします。
やがて友達ができたり、悲しい別れも経験し、恋をします。
そして話はバンパイア将軍やらバンパニーズやら出てきておもしろくなりそう。

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