晴乗雨読な休日

休日の趣味レベルで晴れの日は自転車に乗ってお出かけ。雨の日は家で読書。

デブラ・ドイル、J・D・マクドナルド 『サークルオブマジック・魔法の学校』

2009-01-14 | 海外作家 タ
ハリー・ポッターの世界的人気のおかげか、魔法もの、ファンタジーもの
の映画や本が売れたりして、ハリー・ポッターよりもはるか前に出ていた
指輪物語やナルニア国ものがたりなど、なんかハリー人気に便乗してるよ
うに思えなくもないんですけど(映画会社側が、ということ)。

ちなみにこの『サークルオブマジック』も、帯にはハリー・ポッターより
も先に出版されてこっちが原点だ、みたいなことが書かれていましたが、
いろいろな困難があって、友情もあって、まあ、そういう意味ではハリー
の原点だといってもいいのですが、結局は販売促進のための常套句なので
すから、比較しながら読んでもあまり面白くはないですよね。

舞台は中世、騎士になるために訓練していた12歳の少年が、ある日突然
少年の住む城に訪れた魔法使いに、自分も魔法使いになりたいと言って、
遠く離れた魔法学校に紹介してもらって入学する、といった話。

主人公の少年は、学校に入学しても、なかなか魔法が覚えられずけっこう
落ちこぼれ。でも先生方は、そんな彼の特別な才能を知っていて、進級の
追試もかろうじて合格させてもらえる。

なんだかんだあって、かくかくしかじかで、街で出会う黒髪の女の子と、
かつて城に住んでいたときに共に騎士になるために訓練していた従兄と
3人で冒険へ。

正直、ぐいぐい物語に引き込まれる、といったものではありませんでした。
でもとりあえず続きは読みたい(全4巻あるとのこと)。

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