rakitarouのきままな日常

人間様の虐待で小猫の時に隻眼になったrakitarouの名を借りて政治・医療・歴史その他人間界のもやもやを語ります。

バブル経済の後始末とは実体のある経済を活発にするしかない

2008-10-01 23:53:30 | 社会
【経済サロン】生かされないバブル経済の教訓(産経新聞) - goo ニュース

アメリカのあまりに大きく成りすぎたバブル経済が崩壊しつつある現在、その影響を最小にしようと各国が全力で対策に追われています。その多くが日本における90年代のバブル崩壊とその後遺症を教訓として生かそうとしているようです。私は経済については素人ですが、医学と異なり経済についてはプロと称する人達ほどあてにならず、実世界で生活している一般社会人の方が実体のある経済を動かしている分、正しい意見が言えるように思います。

信用経済が実体のある経済の規模を反映して、実体経済を活性化するものとして活用されているうちは良いのですが、実経済の規模から大きくかけ離れて信用経済だけが暴走して拡大してしまう状態が「バブル」と言われるものでしょう。実体を伴わない信用経済の部分だけで金もうけをする手段が「金融工学」としてアメリカでもてはやされてきたのですが、実際の利益を金に変えるにあたっては、買ったら最後払い戻せないアメリカ国債を日本や中国が購入したり、まっとうな企業を食い荒らして金を絞り取るハゲタカ手法によって帳尻を合わせてきたにすぎないことだったのだと思われます。

所詮は中身のない信用経済ですから、はじけた損失を一見実体経済に即しているように見える「紙幣の増刷」で補っても効果は限られていて、せいぜい証文が紙くずから紙幣に変わったなという一時的な安心感は得られるものの、紙幣も紙くずであることがばれればそれまでです。

バブル崩壊の後始末とは、結局実経済を活発にして信用経済の規模が実経済を反映している規模になるよう持ってゆく事以外にないと思います。そのためには「雇用を創出した上でちゃんと働いている人達の給料を上げること」以外ありません。オバマさんも麻生さんもやらねばらなないことの答えは明確に出ています。後は政治力でこれを実行に移すのみです。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2008-10-02 02:30:58

『椿事件』

1993年9月21日、民間放送連盟の「放送番組調査会」の会合の中で、
テレビ朝日報道局長の椿貞良が、選挙時の局の報道姿勢に関して

「小沢一郎氏のけじめをことさらに追及する必要はない。
今は自民党政権の存続を絶対に阻止して、
なんでもよいから反自民の連立政権を成立させる
手助けになるような報道をしようではないか」

との方針で局内をまとめたという趣旨の発言を行う。

(ウィキペディア「椿事件」)
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