rakitarouのきままな日常

人間様の虐待で小猫の時に隻眼になったrakitarouの名を借りて政治・医療・歴史その他人間界のもやもやを語ります。

明らかになる新型コロナワクチンの問題点

2023-03-18 21:09:40 | 医療

ヒトゲノムの全解析を完了したのが2003年頃です。数万の遺伝子の存在が明らかになったのですが、それぞれがどのように活性化されるのか、しないのか、また個体によってどう変異するのかといった次の段階の解析(エピジェネティクスという)はまだ研究の端緒であり十分明らかにされてはいません。精子と卵子が結合するには数千万以上の精子と数百万の卵子から選ばれた一つが受精して個体が作られるという非常に慎重な選別、精製が行われます。それでも遺伝子の不完全さによる病気で苦しむヒトが沢山いるのが事実です。ウイルスの変異もいくつかのアミノ酸が変化するだけで感染力や毒性が大きく変わる事は新型コロナの株の変異を見ても明らかです。「神は遺伝子を扱うに当たっては、僅かの齟齬でも大きな問題が起き得るような設定をされた」と考えるのが論理的です。

核酸の構造を知って50年、ヒトゲノムの解析を終えて20年足らずの人類が思いあがって「遺伝子治療」となる「適当に作ったワクチン」を全人類に使うなどという「傲慢な暴挙」を行えば必ず大きな天罰が下る事は間違いないでしょう。

今回世界政府が全人類に行った人体実験の内容を列挙すると(1)使用したことがない遺伝子ワクチンを世界中の人類に一斉に使ってみる実験、(2)ワクチンで世界規模の流行病が制御できるかの実験、(3)細胞性免疫を無視して、中和抗体の量だけ注目して感染制御が成り立つかの実験、の3点になります。その結果として世界で新型コロナ感染症は大流行し、変異種が現れるたびに新たな流行の波が世界を襲った事で(2)は失敗であったことは明らかです。また前のブログで説明した様に(3)も失敗であり、世界中で血栓症やがんが増加した結果、超過死亡が増えた事から(1)については「人類史上最大の薬害発生」という結果が出る可能性が出てきました。

ワクチン自体の問題点としては(1)アレルギーを起こす抗原性物質の素材を使用していること、(2)自然消退する中和抗体を高く保つためにブースターと称して同一ワクチンを反復投与する初歩的な免疫機構をも無視した誤った投与法、(3)遺伝子ワクチンの特性として、ウイルスの毒性の根本原因であるスパイク蛋白を抗原に用いた事によるコロナウイルスに感染したと同様の全身への血栓形成リスク、神経障害やlong covidと称するウイルス感染後遺症と同様の長期障害をワクチンそのものがもたらすリスクがある事。生物の免疫機構の進化過程で存在した事がない「自己の正常細胞に異物蛋白を作らせ、それを自己の免疫細胞が認識して抗体を作らせる」という前代未聞のメカニズムを採用したことで「自己免疫疾患を誘発するリスク」「がん免疫を阻害するリスク」が生じてしまったことが挙げられます。これらの問題については前のブログで解説したのでここでは省略しますが、いずれも「超過死亡の異常な増加」という結果をもたらす原因になっていると考えられます。

そして今回明らかになってきたのが大量生産された工業製品としての遺伝子ワクチンの問題点です。私はメッセンジャーRNAという遺伝情報が本体である以上、少なくとも遺伝情報自体は99.9%正しい内容で製品が作られているだろうとタカをくくっていましたが、遺伝子の長さや核酸の配列自体から必ずしも正しくないものが製品に相当数含まれる事を知って唖然としました。タンパク質は二次構造であるアミノ酸の配列によって3次構造が決まって、それがサブユニットとなりいくつかのサブユニットが組み合わさり4次構造が決まり、レセプターや酵素といったそれぞれのタンパク質の機能が発揮されます。免疫細胞が反応する抗原性もこの4次構造に基づいて反応するので形が変わってしまうと抗原性も変化してしまう事はウイルスが変異することで抗体の効果が変わることからも理解できます。上図の右側はスパイク蛋白の4次構造を示しますが、いくつかのユニットが模型の様に合体して一つのスパイク蛋白を形作っていることが解ります。遺伝情報が適当でそれぞれのユニットが均一でない形であれば宿主側でできる抗体も正しいものにならず、また形によってはアンギオテンシン変換酵素に固着する度合いも変化しえる事が想像できます。

今回明らかになった事はワクチンのメッセンジャーRNAは、長さや内容が完全であるものが60-80%程度しか保証されていないという事です。つまり体内に打ち込まれて正常細胞が強制的に作らされる蛋白の少なくとも2割り程度は、何を作っているか解らない(多くはただのゴミだと思いますが)という事実です。わずかなスパイク蛋白の変異でもコロナウイルスの感染性、つまり血管壁などのアンギオテンシン変換酵素への親和性が変わる事が解っているのですから、作られたスパイク蛋白の中にはわずかでも強烈な血栓形成能を持つモンスタースパイク蛋白ができてしまう可能性が否定できないのです。不幸にして「ワクチン投与後1-2日で突然死される健常なヒト」があるワクチンロットに集中してでてきてしまうカラクリはこのようなメカニズムによるのではないでしょうか。上図は欧州医薬品局(EMA 米国のFDAや日本の厚労省PMDAに相当する)がファイザー社のmRNAワクチンから作られた蛋白をウエスタンブロット(蛋白の分子量を分析するクロマトグラフ法)にかけて予定される大きさの蛋白ができているか検証したものですが、そうでない結果が出ていたという報告です。

投与されたmRNAの中には長期に渡ってスパイク蛋白を生成し続ける可能性があるものや、細胞DNAに取り込まれてしまう可能性があるものも含まれているという報告がありますが、私はワクチンを投与しても血栓症やがんにならず、半年何も起きなければ取りあえずあまり心配しなくても良いのではないかと考えています。少なくともこれ以上世界の潮流に反して遺伝子ワクチンを打ち続けるのは止めた方が良い事は間違いありません。


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2 コメント

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かくすれば かくなるものと しりながら・・・ (宗純)
2023-03-23 14:33:13
一部にはナチスも真っ青の人類削減計画だと主張するむきもあるが、そこまでファウチに悪意が有ったとも思えない。たぶん、単に強欲だっただけ
私も、mRNAワクチンは、「(多くはただのゴミだと思いますが)
健康な一般市民のほぼ全員が接種対象なのですから無茶苦茶。実弾の装填数は少ないかも知れないが、何しろ接種人数が多すぎるのです。
しかも工業製品としてみても歩留まり率(不良品)が2割など到底話にも生らない粗悪品。大慌てで行って杜撰な「手抜き」の極み

普通に判断して、mRNAワクチン接種は運が悪ければ死ぬ欠陥商品としての「ロシアンルーレット」だったらしい
ところが、
困ったことに日本の政党は山本太郎自身は多少懐疑的だが、新選組を含めて自民党から共産党まで政治家の全員がmRNAワクチン接種推進派。
唯一の反対派が支持率2%以下の元右翼出身者が主体の参政党だけなのですが、実は我が日本国でのmRNAワクチン接種は8割で圧倒的多数派、それなら自動的に残りの2割がワクチン未接種だった。
私も未接種組です2割の比率なら「圧倒的な極小集団」とは言い切れない。この話は逆さまで、トップにカストロのようなカリスマ指導者が出てくればあっという間に形勢が逆転します

冷戦崩壊後長期低落傾向の護憲左派ですがですが、何故か明らかに「落とし穴」というか「ババ抜きのババ」というか、大迷惑の「外れ馬券」であるあの地球温暖化説やLGBT積極支持に続き何故か今回はmRNAワクチン接種にも熱心だった。自分から進んで負けている愚か者。勝つ気が無いのか、それともそもそも何も考えていないのか実に不思議
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年寄りの支持を失うのが怖い (rakitarou)
2023-03-24 06:54:36
今若者はテレビなど見ずにネットで情報を集めて民族派右翼的な参政党的な意見に支持が集まっています。社会民主、共産、公明もかな、所謂オールド左翼やオールドリベラルはワイドショーで「コロナ怖い怖い」洗脳が浸透しているから最早オールド左翼の支持がなくなると消滅するしかない野党は「コロナ怖い」「ワクチン推進」しか言えないのでしょう。「年寄を殺す気か?」と言われると何も言えない。
正にオールド左翼の娯楽番組「サンデーモーニング」の世界。
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