今日はシナリオ創発ワークショップの日だったが,残念ながら参加できなかった。だから想像でしかないが,クリエイティビティについて活発に議論されたに違いない。最近は Toubia の"Idea Generation, Creativity, and Incentives"のように,マーケティング・サイエンスでさえ,アイデア生成とかクリエイティビティという問題を扱うようになった。確かに製品開発であれ広告であれ,最後はそこに行き着くのだから,当然の流れだといえる。Toubia の場合,ゲーム理論や契約理論を踏まえて,インセンティブがどのようにアイデア生成に影響するかを探求している。認知科学的な研究とは少し観点が違うが,それはそれで面白い。
ところで,3年越しの "Optimal Threshold Analysis ..." が European Journal of Operational Research に採択されたという朗報が届いた。ぼくにとってこのプロジェクトは,TV出身のディレクターが,映画界の大物監督と一緒に仕事したようなもの。研究のプロフェッショナリズムについて,いろいろ教わった。しかし,このチームは,完全に同じ形では二度と復活しないだろう・・・なぜなら,この研究を支えた優秀な院生が企業に就職してしまったから。彼ほど真面目で緻密で優秀な学生には,その後出会っていない(大学に移って最初に彼と仕事をしたため,しばらく彼が参照点になってしまった・・・それで迷惑した学生もいただろう・・・)。
アイデアの生成に,コラボレーションは欠かせない。それが形となって実を結ぶことはうれしい。なぜそうなるのかには,様々な理由がある。当然うまくいかないコラボレーションもある。お互いに弱点をカバーし合って,かつ新たな強みを生んでいるか・・・この条件を満たす事例は,実際そう多いわけではない。
ところで,3年越しの "Optimal Threshold Analysis ..." が European Journal of Operational Research に採択されたという朗報が届いた。ぼくにとってこのプロジェクトは,TV出身のディレクターが,映画界の大物監督と一緒に仕事したようなもの。研究のプロフェッショナリズムについて,いろいろ教わった。しかし,このチームは,完全に同じ形では二度と復活しないだろう・・・なぜなら,この研究を支えた優秀な院生が企業に就職してしまったから。彼ほど真面目で緻密で優秀な学生には,その後出会っていない(大学に移って最初に彼と仕事をしたため,しばらく彼が参照点になってしまった・・・それで迷惑した学生もいただろう・・・)。
アイデアの生成に,コラボレーションは欠かせない。それが形となって実を結ぶことはうれしい。なぜそうなるのかには,様々な理由がある。当然うまくいかないコラボレーションもある。お互いに弱点をカバーし合って,かつ新たな強みを生んでいるか・・・この条件を満たす事例は,実際そう多いわけではない。