Mizuno on Marketing

あるマーケティング研究者の思考と行動

クエイティブでもクリエーティブでもなく

2007-04-23 23:27:55 | Weblog
本日の日経MJ「マーケティングの「非・常識」」というコラムで「活気のある街づくりや人材育成のキーワードとして今後,浮上しそうなのが「クリエーティブ(創造的)」という言葉だ」と書かれている。そこで「クリエイティブ」という言葉を冠する書物が紹介されていくが,なぜこのコラムだけ「クリエーティブ」という表記なのだろう・・・などという,本質的でない細かな部分が気になる。

クリエイティブでもクリエーティブでもない今日という一日。午前中会議・・・最近この種の時間がどんどん増えているなあ・・・。昼食のあと,調子のおかしい車を修理屋さんへ。待ち時間に近くの書店に行き,『動機づけ研究の最前線』と『社会のなかの数理』を買う。なぜか? 将来もしも必要になったとき,手に入らなかったら困るから・・・こういう論理で本を買うために,積読がひたすら増加する一方なのだ。

研究室に戻って明日の報告資料を作り,訪れる学生の書類にハンコを押し,夕方にはゼミ。クリエイ(エー)ティブになれずにもがいている教師のもとでも,自力のある学生は育つものなのだ・・・しかし,せっかく一緒に勉強する機会が得られたのだから,何か彼らに残すものがないと。迷う教師は反面教師になるしかないか。


連休前後の予定

2007-04-23 00:24:07 | Weblog
月曜は諸事+ゼミ。火曜は午前中の授業が終わると東京に向かい,某社で中間報告。水曜は学内「行事」がびっしり。それで一息つくはず。AESCSの予稿は(=発表も)断念する。既存研究レビューやモデルの拡張をもっとちゃんとやってから投稿しよう。

連休中はゼミも授業もやるが,会議の類がない(はず)のはありがたい。連休明けには,科研の成果報告書など,いくつかまとめの課題がある。5月末には商業学会があって,6月には国内外で毎週のように学会がある。